日立造が高い、省エネ電力制御システム開発報道を材料視

　日立造船＜7004.T＞が高い。２６日付の日本経済新聞が「工場やビル向けに電気代を抑制する電力制御システムを開発した」と報じたことが材料視されている。太陽光パネルや風力などで発電した電気を鉛電池に蓄え、電気料金の高いピーク時に使う。実証実験では電気代を２割ほど減らせたという。導入費は小型システムで２０００万円程度からで、環境・エネルギー部門の新事業として育てると伝えており、省エネ関連事業の拡大を期待した買いが先行している。

日立造の株価は９時３３分現在５１８円（△５円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）