クロスマーケが5月末株主に対する１対3株の株式分割と実質増配を発表

　クロス・マーケティンググループ<3675.T>がこの日の取引終了後、５月３１日時点の株主に対して１対３株の株式分割を実施すると発表した。株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図るためとしており、効力発生日は６月１日。また、これに伴い、年間配当を中間・期末各２円２５銭の４円５０円（従来予想１３円、前期１０円）とし、実質増額した。
　同時に発表した第１四半期（１～３月）連結業績は、売上高２２億１３００万円、営業利益３億８７００万円、純利益２億２４００万円となった。既存顧客の深耕や新規開拓を進めたことで主力のリサーチ事業が好調だったほか、大型案件の受注や納品が順調に推移したＩＴソリューション事業も順調だった。なお、同社は昨年６月に単独株式移転により設立されたため、前年同期との比較はない。
　なお、１４年１２月期は売上高８６億円（前期比３６．７％増）、営業利益８億３８００万円（同１５．５％増）、純利益４億７６００万円（同８．５％増）の従来予想を据え置いている。


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）