住友電設が後場一段安、15年3月期大幅減益見通しを嫌気

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/05/09 14:12
 住友電設<1949.T>が後場一段安。午後1時ごろに発表した連結本決算で、15年3月期業績予想について売上高1400億円(前期比13.2%減)、営業利益70億円(同32.3%減)、純利益39億円(同26.5%減)と大幅減益を見込んでいることが嫌気されている。公正取引委員会から東京電力および関西電力の電力工事の取引に関して独占禁止法に違反する行為があったとして、排除措置命令および課徴金納付命令を受けており、これに伴い建設業法に基づいて、国土交通省から営業停止処分を受けていることなどを織り込んだ。
 なお、14年3月期は売上高1612億8000万円(前の期比5.2%増)、営業利益103億4100万円(同9.2%増)、純利益53億800万円(同11.4%増)となった。太陽光発電関連工事が堅調に推移したことに加えて、その他の民間企業向け工事や官公庁向け工事が増加したことが業績を牽引した。

住友電設の株価は14時7分現在1120円(▼100円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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