フジ住宅が後場マイナスに転じる、１５年３月期２ケタ減益予想を嫌気

　フジ住宅<8860.T>が後場マイナスに転じてきた。午後２時ごろに発表した連結本決算で、１５年３月期の連結業績について、売上高８００億円（前期比７．４％減）、営業利益４４億円（同２４．２％減）、純利益２８億円（同１４．２％減）と２ケタ減益を見込んでいることが嫌気されている。消費増税後の受注状況の一時的な悪化を勘案したという。
　なお、１４年３月期は売上高８６３億６３００万円（前の期比３０．８％増）、営業利益５８億６００万円（同５２．４％増）、純利益３２億６１００万円（同４３．８％増）と大幅増収増益を達成した。分譲マンションの受注契約戸数が大幅に増加し分譲住宅セグメントが伸長したほか、中古住宅の仕入れ回復で住宅流通セグメント事業が好調に推移し業績を牽引した。

フジ住宅の株価は１４時３１分現在５９７円（▼２８円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）