小松ウオールが本決算を発表、15年3月期は2ケタ増収増益を予想

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/04/21 16:10
 小松ウオール工業<7949.T>がこの日の取引終了後に本決算を発表しており、15年3月期は325億円(前期比12.2%増)、営業利益46億円(同19.9%増)、純利益31億円(同36.8%増)を見込んでいる。主力の間仕切りは首都圏の再開発などのに伴う大型新築ビルの移転などに伴う需要が増加しているほか、東日本大震災をきっかけにデザインや機能だけではなく、耐震性や堅牢性に重きを置いた製品などへの顧客ニーズが多様化しており、売上高の伸長が見込まれている。また、6月稼働予定のアルミ加工ラインの寄与もあり、2ケタ増収増益を見込んでいる。
 14年3月期は289億7500万円(前の期比2.9%増)、営業利益38億3500万円(同19.6%増)、純利益22億6500万円(同12.9%増)となった。首都圏再開発に伴う需要や学生確保のために設備更新を急ぐ学校・体育施設からの需要増加で売上高が伸長したことに加えて、前の期から実施してきた設備投資の加速で生産性の向上が図られたことで2ケタ増益を確保した。



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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