買い一巡後の上値の重さも意識・・・・
昨日、黒田日銀総裁が追加緩和をはっきりと否定し、早期の金融引き締めへの転換とも取れる「逆方向の調整の余地もある」と発言し、ドル円は急落してしまいました。
102円丁度付近や101円台半ばには個人投資家のドル買いが待ちかまえていた為、昨日のNY時間午後にはドルが下げ止まり、輸入企業のドル手当て買いにより、102円台回復となっています。
一方、ウクライナ情勢への懸念が再び高まりつつあり、この要因による、リスク回避的な円買いにも注意しなければなりません。又、今夜は米国で10年国債の入札も予定されており、結果が良好なら、利回りが一段と低下する可能性もあり、これもドル円の上値を抑える働きにつながりそうです。
昨日は米国株が小じっかりだった他、円の次に豪ドルやNZドルが強い地合いを見せていましたから、全般的なリスク・オフとは云えません。しかし、今回のドル円の急落では、102円台後半から103円付近にかなりのしこり玉が残っている可能性もあります。この為、買い一巡後のドル円は、102円台が意外に重くなって来る様に思われます。
102円丁度付近や101円台半ばには個人投資家のドル買いが待ちかまえていた為、昨日のNY時間午後にはドルが下げ止まり、輸入企業のドル手当て買いにより、102円台回復となっています。
一方、ウクライナ情勢への懸念が再び高まりつつあり、この要因による、リスク回避的な円買いにも注意しなければなりません。又、今夜は米国で10年国債の入札も予定されており、結果が良好なら、利回りが一段と低下する可能性もあり、これもドル円の上値を抑える働きにつながりそうです。
昨日は米国株が小じっかりだった他、円の次に豪ドルやNZドルが強い地合いを見せていましたから、全般的なリスク・オフとは云えません。しかし、今回のドル円の急落では、102円台後半から103円付近にかなりのしこり玉が残っている可能性もあります。この為、買い一巡後のドル円は、102円台が意外に重くなって来る様に思われます。