三光合成は小動き、海外先行投資で第3四半期最終利益32%減

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/04/07 10:28
 三光合成<7888.T>が小動き。同社は4日、14年5月期第3四半期累計(13年6月~14年2月)連結決算を発表した。売上高は320億9700万円(前年同期比2.8%増)、経常利益は12億1700万円(同41.5%減)、純利益は8億9500万円(同32.0%減)となった。
 生産効率の向上を図り労務費や経費の圧縮に努め、原価低減活動を積極的に推進した。一方、海外関係は、先行投資でメキシコ(2月末量産開始)と、フィリピン(3月末量産開始)に新工場を設立したため、経常、最終段階では減益となっている。
 ただ、通期業績予想で純利益は9億円(前期比52.8%減)を想定しているが、この先行投資をすでに織り込んでおり、第3四半期時点で進捗率が99.4%に達している。このため全体軟調相場のなか、売りは限定的となっているようだ。

三光合成の株価は10時6分現在278円(▼2円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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