株価上昇と円売りフロー双方から支援を受けるドル/円相場
2日に発表された米3月ADP雇用統計を見る限り、そろそろ米経済を取り巻く「寒波ノイズ」が解消されつつあるとの観測も。
この結果を受けて、4日に予定されている米3月雇用統計に対する楽観ムードが出てきたこともあり、2日NY株式市場は一時過去最高値を上回り、S&P500は連日の高値更新という、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いに。世界的なリスクオフムードも手伝って、株価と相関関係の高いドル/円相場も、新興国問題が取り沙汰された今年1月下旬以来の高値を更新する状況。
ただし、ドルインデックス(ドル指数)を見てみると、現状ほぼ横ばい基調が継続していることからも、「円が継続的に売られている」環境と捉えてよさそう。
その裏付けとしては、2日に公表された日銀の3月マネタリーベース(3月末残高は219兆8855億)。来週7・8日に日銀金融政策決定会合が予定されていますが、歴史的な黒田バズーカ砲から今週末4日で1年となることもあり、次なる注目は「バズーカ砲第2弾」がいつのタイミングで放たれるのか否か。
いずれにしても、現状ファンダメンタルズ面から見た市場環境が比較的シンプルなドル/円相場にフォーカスするのが得策ではないかと考えます。
この結果を受けて、4日に予定されている米3月雇用統計に対する楽観ムードが出てきたこともあり、2日NY株式市場は一時過去最高値を上回り、S&P500は連日の高値更新という、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いに。世界的なリスクオフムードも手伝って、株価と相関関係の高いドル/円相場も、新興国問題が取り沙汰された今年1月下旬以来の高値を更新する状況。
ただし、ドルインデックス(ドル指数)を見てみると、現状ほぼ横ばい基調が継続していることからも、「円が継続的に売られている」環境と捉えてよさそう。
その裏付けとしては、2日に公表された日銀の3月マネタリーベース(3月末残高は219兆8855億)。来週7・8日に日銀金融政策決定会合が予定されていますが、歴史的な黒田バズーカ砲から今週末4日で1年となることもあり、次なる注目は「バズーカ砲第2弾」がいつのタイミングで放たれるのか否か。
いずれにしても、現状ファンダメンタルズ面から見た市場環境が比較的シンプルなドル/円相場にフォーカスするのが得策ではないかと考えます。