YEデータが14年3月期業績予想を下方修正、スマホ向け設備投資需要の停滞など響く

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/01/22 17:19
 ワイ・イー・データ<6950.T>がこの日の取引終了後、14年3月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想36億円から24億5000万円(前期比13.0%減)へ、営業損益を同3000万円の黒字から5億6000万円の赤字(前期3億600万円の赤字)へ、純損益を同3000万円の黒字から6億4500万円の赤字(同1億8800万円の赤字)へそれぞれ下方修正した。業務用カードリーダやフォトキオスク端末は好調だったものの、ガルバノスキャナシステムの拡販・海外展開の遅れや、スマートフォン向けの設備投資需要停滞による電極塗布装置の減少、ロボット応用システムの売り上げ時期の延伸などが売上高を押し下げたほか、品質問題への対応費用が発生したことなどが要因。また、同時に発表した希望退職募集に伴う希望退職募集加算金(8500万円)を特別損失に計上することで、純損益の赤字幅が拡大する。
 なお、同時に発表した第3四半期累計(3月21~12月20日)業績は、売上高18億4200万円(前年同期比3.3%増)、営業損益4億500万円の赤字(前年同期4億1600万円の赤字)、純損益4億1000万円の赤字(同2億8900万円の赤字)となった。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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