<株式トピックス>=米量的金融緩和の縮小見送りには冷静な対応を
30日の東京株式市場は、前日の米株式市場でダウ平均株価が1カ月半ぶりに史上最高値を更新したことなどを受けて買いが先行。日経平均株価終値は、前日比176円高の1万4502円と大幅反発し、6日ぶりに1万4500円台を回復。東証1部の売買代金は2兆7213億円と大きく膨らみ、SQ算出日を除くと7月19日以来の高水準となった。
売買代金が一気に膨らんだ背景には、FRB(米連邦準備制度理事会)が現地30日まで開催するFOMC(米連邦公開市場委員会)で、焦点となっている量的金融緩和の縮小が見送られるれる公算が一段と高まったことがある。これを受けて、市場参加者のあいだには緩和的な環境が少なくとも来春までは継続するとの見方が広がり、より買い姿勢が強まった。また、後場に入って月末を控えてのドレッシング(お化粧)的な買いも入ったようだ。
ただ、警戒したいのは、量的金融緩和縮小が先送りになるということは、当然のことながら米景気の先行き懸念が強まっているということで、NYダウ平均株価の史上最高値更新に、いつまでも酔っていられないような気もするのだが。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
売買代金が一気に膨らんだ背景には、FRB(米連邦準備制度理事会)が現地30日まで開催するFOMC(米連邦公開市場委員会)で、焦点となっている量的金融緩和の縮小が見送られるれる公算が一段と高まったことがある。これを受けて、市場参加者のあいだには緩和的な環境が少なくとも来春までは継続するとの見方が広がり、より買い姿勢が強まった。また、後場に入って月末を控えてのドレッシング(お化粧)的な買いも入ったようだ。
ただ、警戒したいのは、量的金融緩和縮小が先送りになるということは、当然のことながら米景気の先行き懸念が強まっているということで、NYダウ平均株価の史上最高値更新に、いつまでも酔っていられないような気もするのだが。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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