<動意株・26日>(前引け)=アートスパーク、ユナイテッド海、田淵電機

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2013/09/26 11:55
 アートスパークホールディングス<3663.T>=一時、ストップ高。短期資金の攻勢が観測されるなかで中段もみ合いを一気に上放れたが、前日まで2日連続ストップ高の後、一段と買いに厚みが増している。業績はソフトウェアのライセンス収入拡大で前期の最終赤字から今期は脱却する見込みにある。

 NSユナイテッド海運<9110.T>=急騰。同社は2010年10月に旧新和海運と日鉄海運が合併し誕生、新日鉄住金が筆頭株主となっている。鉄鉱石や石炭、穀物などを運ぶばら積み船を主力としているが、ここにきて中国景気や欧州景気の減速懸念後退を受けた海運市況回復の流れがフォローウインドとなっている。前期実施した不採算船の解約による効果が今期発現、減速航海を徹底するなどのコスト努力も利益貢献し、業績回復色が強い。大口資金の継続買いに海運セクターの中でも異彩を放つ上げ足となっている。

 田淵電機<6624.T>=反発。10月1日から幕張メッセで開催されるシーテック・ジャパン2013では、住宅用太陽光発電用パワーコンディショナーに加えて、大規模な太陽光発電事業に対応した分散型発電システムなども展示する予定であることから期待が高まっている。25日付では太陽光発電システムに蓄電池の双方向DCDCコンバーターを搭載し、1台で家庭内の電気の有効活用をコントロールできるハイブリッドパワーコンディショナーを開発したことも発表しており、再生可能エネ関連として再度注目されそうだ。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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