<私の相場観>=東洋証券・投資情報部ストラテジスト 土田 祐也氏
最近の相場の急落は、参院選通過でいったん政治面から出尽くし的なムードになったことに加え、4~6月期の企業決算発表では、強すぎた市場コンセンサスに対する反動が出た。これに、円買いにリンクさせる格好で先物の売り仕掛け的な動きが下げを加速させた。
直近はFOMCの結果や週末の7月米雇用統計発表などが注目されるものの、これからしばらくの間、日経平均は上下500円幅のゾーンでもみ合いが続くとみている。
決算発表が通過すれば必然的にミクロからマクロに視点が戻ることになるが、8月相場は例年、閑散相場となりやすく、スケジュール的にはその先の9月、10月に一つのヤマを迎える。消費税増税に絡み政治的な動きが出るのも9月であり、また世界的にみても、G20や独議会選挙などが同月に予定されており、相場の変動要因を多く内包している。そこで改めて全体相場の方向性を確認する形となりそうだ。
注目業種は、やはり自動車。押し目買いを念頭に買い直すチャンスとみている。また、内需では駆け込み需要などを背景に、消費関連に改めてスポットが当たりそうだ。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
直近はFOMCの結果や週末の7月米雇用統計発表などが注目されるものの、これからしばらくの間、日経平均は上下500円幅のゾーンでもみ合いが続くとみている。
決算発表が通過すれば必然的にミクロからマクロに視点が戻ることになるが、8月相場は例年、閑散相場となりやすく、スケジュール的にはその先の9月、10月に一つのヤマを迎える。消費税増税に絡み政治的な動きが出るのも9月であり、また世界的にみても、G20や独議会選挙などが同月に予定されており、相場の変動要因を多く内包している。そこで改めて全体相場の方向性を確認する形となりそうだ。
注目業種は、やはり自動車。押し目買いを念頭に買い直すチャンスとみている。また、内需では駆け込み需要などを背景に、消費関連に改めてスポットが当たりそうだ。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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