イオンファンタジー、中間期で売上・各段階利益が過去最高 新業態「クレーン横丁 極」が高キャッシュ・フローを創出

投稿:2026/10/19 15:30

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藤原徳也氏:代表取締役社長の藤原です。本日は弊社の決算説明会にご参加いただき、誠にありがとうございます。

それでは、2027年2月期中間期決算について、目次に沿ってご説明します。

会社概要

会社概要はスライドをご覧ください。

パーパス

2022年度に制定したパーパスです。当社はこのパーパスの実現に向け、日々企業活動を行っています。

沿革(2026年2月末時点)

沿革です。

事業紹介(全体概要)

全体概要と進出国のご紹介です。当社は国内事業を中心に、アジア6ヶ国に子会社を展開し、2ヶ国でフランチャイズ店舗を出店しています。

国内はアミューズメント事業を、海外ではプレイグラウンド事業を中心に、各国に適した事業を展開しています。

中間期ハイライト

連結決算概要についてご説明します。スライドは中間期のハイライトです。連結業績は売上高および各段階利益が過去最高となりました。

国内事業は既存業態の持続的な成長に加え、新業態の大きな貢献により、過去最高の売上高および営業利益を達成しました。

海外事業については、アセアンの既存店対策と中国の構造改革が寄与し、増収増益となりました。この後、詳細をご説明します。

連結業績

連結業績についてご報告します。2027年2月期中間期の連結業績は、売上高が523億7,400万円、営業利益が41億5,600万円、経常利益が43億100万円、中間純利益が21億5,500万円、収益力の実態を示す償却前営業利益は101億900万円となりました。

売上高は4期連続、営業利益は3期連続、経常利益および中間純利益は2期連続で過去最高を更新しています。

セグメント状況

セグメント別の状況です。国内事業では売上高が426億1,200万円で、前年同期比12.9パーセント増、営業利益が39億9,700万円で、前年同期より9,400万円増加しました。いずれも3期連続で過去最高を記録しています。

海外事業では、売上高が99億1,100万円で前年同期比10.1パーセント増となり、過去最高を達成しました。

営業利益は1億6,000万円で、前年同期より5億2,600万円増となっています。

連結貸借対照表

連結貸借対照表については、後ほどご確認ください。

連結キャッシュ・フロー計算書

連結キャッシュ・フロー計算書です。国内の戦略的業態拡大など、積極的に投資活動を行いながらも、営業活動により投資キャッシュ・フローを上回る営業キャッシュ・フローを創出しました。

店舗数(2026年8月末時点)

店舗数についてです。2026年8月末時点で、連結合計で1,294店舗となりました。

国内事業 全体方針

ここからは重点取り組みの概要をお話しします。まずは国内事業について、全体方針をご説明します。既存業態と新業態に大きく区分しています。

既存業態では持続的な成長による安定的な売上と利益の確保を目指しています。一方、新業態では新たな成長ドライバーとして、高い売上と長期的な利益の確保を方針とし、事業拡大を図っています。

国内事業 業績

国内事業の業績についてご説明します。既存店売上高が前年同期比106.0パーセントと好調に推移し、新業態を含む新店が売上拡大に寄与しました。

売上総利益は、賃上げに伴う営業人件費の増加や積極的な出店に伴う先行コストを吸収し、増益となりました。

キャッシュ創出力の指標である償却前営業利益においても、3期連続で過去最高となりました。

売上高推移

売上高の推移です。2021年度から5年間の年平均成長率(CAGR)は12.4パーセントと、高い成長率を維持しています。

主力業態「モーリーファンタジー」を中心とした総合店が安定的に成長していることに加え、専門店がさらなる売上拡大に寄与しています。

売上高推移 【参考】専門店売上高の詳細

専門店の詳細です。プライズ専門店の売上は前年同期比199.3パーセントとなりました。新業態「クレーン横丁 極」の売上高が19億1,600万円と大きく寄与しました。また、カプセルトイ専門店も前年同期比134.6パーセントと大きく成長しました。

営業利益の増減推移

営業利益の増減要因についてです。既存店に関する費用については、ベースアップを含む人件費の増加を売上高で吸収しています。

新店に関する費用では、前年に開店した新店が大きく貢献しました。本社の人件費を除いた販管費は、積極的な新業態の開発やシステム投資の増加がありましたが、9,400万円の増益となっています。

アミューズメント事業 プライズ部門

既存業態の深化についてご説明します。アミューズメント事業において、売上構成比が最も高いのはプライズ部門です。当社は、小さなお子さまでも楽しめるキッズプライズ部門の拡大に引き続き注力しました。

同部門の既存店売上高は前年同期比120.3パーセントと大きく伸び、ブース数を拡大しながらも、ブースあたりの売上を維持しています。

また、当社限定景品や人気景品を積極的に展開しました。これにより、プライズ部門全体の売上高は前年同期比116.6パーセントとなりました。

アミューズメント事業 その他部門

アミューズメント事業における、その他部門の取り組みについてです。メダル部門では、会員数の拡大を目的に、低単価で遊びやすい料金設定を意識した施策を実施した結果、会員数が着実に拡大しました。

体感部門では、定額遊び放題の「よくばりパス」のさらなる利便性と利用率向上を目指し、新機種の導入と売り場の魅力向上を進めています。

カード部門では、人気IP『鬼滅の刃』の新機種発売に合わせて、当社は早期に大きなシェアを確保しました。また、「モーリーファンタジー」を全店舗に展開し、売上は前年同期を大幅に上回っています。

新業態「クレーン横丁 極」

新業態の拡大についてご説明します。はじめに、プライズ専門店「クレーン横丁 極」についてです。

当期新店の売上は、計画比約166パーセントとなっています。前期に出店した店舗も、継続して計画を上回る推移を見せています。

収益性を「モーリーファンタジー」標準店舗と比較すると、「クレーン横丁 極」は売上高が5倍から10倍、キャッシュ創出額が3倍から9倍と高く、店舗利益率も同等以上を確保しています。そのため、大きな売上規模に比例して高い利益額を見込める業態となっています。

現在、商品の仕入れや物流など、イオングループのリソースを活用する取り組みを開始しています。お客さまへの還元を高め、より楽しんでいただくことで、当社の競争優位性を確立していきます。

下期には9店舗の出店を計画しており、来期以降も中期経営計画以上に積極的な出店拡大を目指していきます。

新業態 「のびっこ」ブランド・「ちきゅうのにわ」

プレイグラウンドの新業態である「のびっこ」ブランドと「ちきゅうのにわ」についてです。

「のびっこジャンボ」については、5店舗を出店しました。広い店内に親子で1日過ごせる手頃な入場料金を設定し、子どもが自由に遊べるだけでなく、保護者同士の会話が弾む「ママ友コミュニティ」をコンセプトとしています。

激変する気象環境に対応し、子どもの遊び場や屋内での時間消費ニーズに応える業態として、全国のあらゆる地域・立地に拡大していきます。

「ちきゅうのにわ」は4店舗を出店しました。親子の「あそびとまなび」を体験できるテーマパークで、特に集客力の高いショッピングモールを厳選して出店していきます。

新業態 「OYUGIWA」

温浴事業の「OYUGIWA」についてです。当期は1店舗を出店しました。当社の優位性であるこどもの遊び場を充実させることにより、平日・休日を問わず、お子さまからシニアまで幅広い顧客層を対象に、高収益を実現する業態です。収益性を見極め、出店先を厳選して拡大します。

イオンファンタジー会員制度の取り組み

会員制度の取り組みについてです。将来の事業や業態を横断するOneID化に向けて、イオンファンタジー全体で会員制度を拡大しています。中間期末時点での会員数は422万人となりました。

LINEの公式アカウントや子育て応援アプリ「トットット」に加え、新業態「クレーン横丁 極」では、キャッシュレスで簡単かつお得に遊べるサービス「横丁手形~ヨコパス~」が登場しました。また、下期より「モーリーファンタジー」で利用可能な「よくばりパス」との連携を開始します。

引き続き、会員数の拡大とさらなる機能充実に向けて取り組んでいきます。

海外事業 全体方針

海外事業における重点的な取り組みの概要について、ご説明します。

まず、全体方針についてです。アセアン地域では、従来の成長重視から利益率重視へと方針を転換し、既存店および新店それぞれの取り組みを強化しています。

既存店では、店舗活性化と料金体系の見直しを主な施策として実施します。新店では、お客さまのニーズやさまざまな環境に対応した業態を開発し、都市部だけでなく成長余地の大きな地方都市への出店を積極的に進めています。

中国では構造改革を推進してきましたが、本年9月14日に開示したとおり、解散および清算することを取締役会で決議しました。

海外事業 業績

海外事業の業績です。売上高は地方出店の成功により過去最高となり、営業利益はアセアンの既存店対策と中国の構造改革が奏功し、増益となりました。

海外事業 国別

国別の取り組みについて、主要なポイントに絞ってご説明します。

マレーシアでは、既存店のリデンプション部門の拡充に取り組み、売上高は前年同期比117.7パーセントとなりました。

タイでは、特に新店の好調と、効果的な経費コントロールにより、売上高は前年同期比120.8パーセント、前期より6,400万円の増益となりました。

海外事業 国別

フィリピンでは、売上高は前年同期比105.4パーセントとなりましたが、原油価格の高騰により公共交通機関が機能せず、移動手段が確保できなかった影響で客数が減少し、前期より1億8,000万円の減益となりました。

インドネシアでは、既存店・新店ともに好調で増益に寄与し、売上高前年同期比142.4パーセント、営業利益は前期より2億4,700万円の増益となりました。

海外事業 国別

ベトナムは新店の好調により、売上高が前年同期比129.5パーセントとなりましたが、積極的な出店に伴う先行コスト増のため、前期より300万円の減益となりました。

中国は構造改革を進め、大幅に利益を改善しました。

サステナビリティの取り組み

サステナビリティの取り組みについてです。当社事業と関連の深い社会に向けて、重点的に活動を行いました。

ベビーカーに間違われやすい「こども車いす」の利用者向けに、周囲の方々から一目で認識できる当社オリジナルの「こども車いすマークホルダー」を制作し無償配布することで、社会的認知の拡大に努めました。その他の取り組みについては、後ほどご確認ください。

連結業績予想

2027年2月期の連結業績予想についてです。前回の4月9日の発表から修正はありません。

セグメント別業績予想

セグメント別業績予想も修正はありません。

ディスクレイマー

本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいています。ただし、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。

また、実際の業績等はさまざまな要因により、大きく異なる場合があります。

以上で2027年2月期中間期決算発表会を終了します。ご清聴ありがとうございました。

配信元: ログミーファイナンス

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