ドル高が一服 ドル円は157円台後半で落ち着く=NY為替序盤
きょうの為替市場、ドル高が一服しており、ドル円は157円台後半での推移となっている。前日のトランプ大統領の発言で原油相場の急騰が一気に急落しており、WTIは90ドル以下で推移している。前日は119.50ドル付近まで急騰していた。
前日に激しい値動きがあったにもかかわらず、ドル円は概ね先週末終値付近で落ち着いている。158円の水準が意識され、一旦上回ったものの、その水準を再び下回って推移している状況。このまま158円を再度突破できなければ、160円への期待は後退する。
ただ、エネルギー価格上昇は日本経済の短期的なインフレ圧力を強めると同時に、購買力低下、成長鈍化も誘発することから、日銀の利上げを難しくする。日銀は春闘の結果を理由付けに4月に利上げしたい意向を垣間見せていたようにも思われるが、中東情勢悪化による日本経済への影響は憂慮され、短期金融市場では、日銀による4月利上げの確率は約1カ月前の80%近くから現在では60%程度まで低下している状況。
年内の利上げ予想がさらに後退すれば、円の重荷となり、ドル円はサイクルの高値である161円超を試す展開となる可能性があるとの指摘も出ている。
いずれにしろ、中東情勢が早期の落ち着き、ホルムズ海峡が通常の状態に戻るか否か次第ではある。
日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は現行付近には観測されていない。
10日(火)
現行付近にはなし
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
前日に激しい値動きがあったにもかかわらず、ドル円は概ね先週末終値付近で落ち着いている。158円の水準が意識され、一旦上回ったものの、その水準を再び下回って推移している状況。このまま158円を再度突破できなければ、160円への期待は後退する。
ただ、エネルギー価格上昇は日本経済の短期的なインフレ圧力を強めると同時に、購買力低下、成長鈍化も誘発することから、日銀の利上げを難しくする。日銀は春闘の結果を理由付けに4月に利上げしたい意向を垣間見せていたようにも思われるが、中東情勢悪化による日本経済への影響は憂慮され、短期金融市場では、日銀による4月利上げの確率は約1カ月前の80%近くから現在では60%程度まで低下している状況。
年内の利上げ予想がさらに後退すれば、円の重荷となり、ドル円はサイクルの高値である161円超を試す展開となる可能性があるとの指摘も出ている。
いずれにしろ、中東情勢が早期の落ち着き、ホルムズ海峡が通常の状態に戻るか否か次第ではある。
日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は現行付近には観測されていない。
10日(火)
現行付近にはなし
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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