午前:債券サマリー 先物は反発、原油安を受けインフレ懸念和らぐ

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2026/03/10 11:43
 10日の債券市場で、先物中心限月3月限は反発。米原油先物相場が急落したことを受け、原油高がインフレ圧力を高めるとの懸念が和らいだ。

 トランプ米大統領は9日、米CBSテレビのインタビューで「イランとの戦争はほぼ完了した」と発言。米・イスラエルとイランの軍事衝突が早期に収束するとの期待感が広がり、足もとで急ピッチに上昇してきた原油先物相場の先高観が後退した。為替市場で円安の進行が一服したこともあってインフレ圧力への警戒感が和らぎ、債券先物は寄り付き直後に132円61銭をつける場面があった。ただ、中東情勢を巡る不透明感が依然として強いことから朝方の買いが一巡したあとは上値が重くなった。なお、日銀は「残存期間1年超3年以下」「同5年超10年以下」「同10年超25年以下」「同25年超」を対象とする国債買いオペを通知した。

 午前11時の先物3月限の終値は、前日比17銭高の132円49銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日に比べて0.020%低い2.160%で推移している。

出所:MINKABU PRESS
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