午前:債券サマリー 先物は反落、原油高騰でインフレ圧力を意識

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2026/03/09 11:43
 9日の債券市場で、先物中心限月3月限は反落。中東の紛争長期化懸念を背景に原油先物相場が高騰していることで、国内のインフレ圧力を意識した売りが優勢だった。

 この日の早朝取引で米ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)の原油先物相場が1バレル=110ドルを突破し、将来のインフレ圧力につながるとの警戒感が強まった。また、為替市場で円安が一段と進んでいることで、輸入物価の上振れを通じたインフレ圧力が日銀の早期利上げを後押しするとの見方も重荷となっており、債券先物は朝方に一時131円91銭まで軟化した。売り一巡後は下げ渋ったものの、時間外取引で米長期金利が水準を切り上げていることから戻りは限定的だった。なお、きょうは財務省による流動性供給入札(対象:残存期間5年超15.5年以下)が実施される。

 午前11時の先物3月限の終値は、前週末比47銭安の132円00銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前週末に比べて0.065%高い2.225%で推移している。

出所:MINKABU PRESS
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