【本日の見通し】方向性を探る展開が続く、先週の円高は一服も、戻りでは売りが出るか

著者:MINKABU PRESS
投稿:2026/02/17 07:55
【本日の見通し】方向性を探る展開が続く、先週の円高は一服も、戻りでは売りが出るか
   
 先週は157円台から152円27銭まで下げる展開となった。週末にかけて少し戻すと、週明けはドル買い円売りが優勢で、153円60銭台を付けた。もっとも、急激な下げに対する調整という印象。円高進行が一服も、戻りでは売りが出る展開が意識される。
  
 8日の衆議院選挙前後で積み上がった円売りポジションの整理がまだ続いているとみられ、上がったところでは売りが出る展開。昨日はNY市場が休場であったこともあり、行き過ぎた動きに対する調整が入りやすい地合いとなったが、今日から米国市場も再開し、再びドル安円高の流れに戻る可能性がそれなりにあるとみている。先週ラトニック商務長官が「現在のドル安は自然な状態」とドル安容認発言を行った。先月トランプ大統領もドル安を容認する姿勢を示しており、現政権は「強いドル」という米国の基本姿勢を公式に崩してはいないものの、ある程度のドル安を許容するという市場の思惑が、ドル安の地合いにつながっている。
  
 ただ、先週の動きが大きかっただけに、短期的には調整が強まる可能性もある。目先の上値抵抗水準は153円80銭から154円00銭。同水準を超えると、先週の米雇用統計直後に付けた154円67銭が意識される動きとなる。サポートとして意識されているのが、1月27日に付けた152円10銭。同水準を割り込むと150円に向けた動きが見込まれる。上下どちらかの水準を超えるまでは、方向性のはっきりしない動きが続きそうだ。
  
 クロス円はドル円の動きをにらみつつの展開か。ユーロ円は安値から反発も182円台半ばが重い印象。180円00銭-180円50銭では買いが入るとみられており、上下にやや動きにくい展開。ポンド円は209円台半ばから210円が上値抵抗水準。ドル円で大きな動きが出ない限り、明日の1月英物価統計の発表までは様子見ムードとなりそう。
  
 ユーロドルは1.18台半ばでの推移。1.1900ドル手前が重いものの、1.1800ドルを試す勢いも見られない。ポンドドルは1.36台を中心とした推移か。やや上値が重い印象も、1.3600ドル割れでは買いが出る展開とみられる。
  
MINKABUPRESS 山岡

このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

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