太平洋セメ、今期最終を62%下方修正

配信元:株探
投稿:2026/02/10 14:30
 太平洋セメント <5233> [東証P] が2月10日後場(14:30)に決算を発表。26年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比66.1%減の177億円に大きく落ち込んだ。
 併せて、通期の同利益を従来予想の450億円→170億円(前期は574億円)に62.2%下方修正し、減益率が21.6%減→70.4%減に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の205億円の黒字→74.8億円の赤字(前年同期は272億円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終損益は67.1億円の赤字(前年同期は222億円の黒字)に転落し、売上営業利益率は前年同期の11.7%→11.2%に低下した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 1.関係会社株式評価損(個別)の計上について フィリピンにおけるセメント製造・販売を事業内容としている当社の連結子会社であるタイヘイヨウセメントフィリピンズ株式会社において新型コロナウイルス影響後の金利上昇及び需要の停滞を踏まえて事業計画の見直しを行うとともに、減損テストを実施した結果、当社の2026年3月期第3四半期(2025年4月1日~2025年12月31日)の連結決算において、減損損失244億円を特別損失として計上いたしました。その主なものは工場建物、製造用機械設備等であります。 上記の減損損失に伴い、当該会社に対する株式の実質価額が著しく下落することとなったため、2026年3月期第3四半期(2025年4月1日~2025年12月31日)の個別決算において、関係会社株式評価損378億円を特別損失として計上いたしました。 なお、関係会社株式評価損につきましては、連結決算上消去されるため、連結業績に与える影響はありません。2.業績予想修正の理由 売上高については、国内における需要減により前回予想を下回る見通しです。 当期純利益については、上記のとおり、関係会社株式評価損378億円を特別損失として計上したこと等により前回予想を下回る見通しです。※上記の予想数値は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は、経済情勢、市場需要、原燃料価格、為替レート等様々な要因により大きく異なる可能性があります。
配信元: 株探

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