貴金属を中心とした商品価格の下落が重石=オセアニア為替概況

著者:MINKABU PRESS
投稿:2026/02/02 15:40
貴金属を中心とした商品価格の下落が重石=オセアニア為替概況

 豪ドルは貴金属を中心に商品価格が大きく下げていることを受けて、対ドル、対円で売りが出た。週明けのオセアニア市場は米連邦政府機関の閉鎖が予想よりも長期化するとの警戒感もあって、リスク警戒の売りが入った。ドル円が8日の衆議院選挙で与党勢力が優勢との週末の世論調査結果を受けて円売りとなり、155円51銭を付ける中で、ドル全般の買いが入ったことも豪ドルの重しとなった。その後対円での豪ドル買い円売りや、ドル円の一気の反転。米連邦政府機関の閉鎖警戒を受けたドル売りなどに反発し、先週末終値前後の0.6970ドル台での推移となった。
 その後0.6950ドル前後での推移を経て、豪ドル売りが強まった。金先物が大きく下落。銀先物の下げも厳しく、商品市場の下げが資源国通貨売りにつながる展開となった。午後に入って朝の安値を割り込む0.6914ドルを付けている。
 対円では朝の上昇からいったん下げてまだ上昇など、不安定な動きの中で、午前中に108円18銭を付けた。その後は資源国通貨売りからの下げとドル円の重さから107円02銭まで1円強の下げとなっている。

 NZドルも朝にいったん下げた後、戻したものの、午後に入って売りが強まった。朝は先週末の0.6020ドル前後から0.5993ドルまでの下げとなったが、その後のドル安に0.6034ドルまで反発。その後は0.6020ドルばさみの動きを経て、午後に0.5993ドル前後と朝の安値圏に並んでいる。もっともNZは資源国というよりも農業国であり、貴金属生産が経済に占める位置がそれほど高くないこともあり、豪ドルに比べると反応は鈍くなっている。
 NZドル円は豪ドル円が108円10銭台を付ける局面で93円64銭まで上昇。その後円買いもあって92円70銭台を付けている。

今週の主な予定と結果

豪州
02/03 09:30 住宅建設許可 (12月) 予想 -6.3% 前回 15.2% (前月比)
02/03 12:30 中銀政策金利 (2月) 予想 3.85% 前回 3.6%
02/05 09:30 貿易収支 (12月) 予想 34.5億豪ドル 前回 29.36億豪ドル

NZ
02/03 06:45 住宅建設許可 (12月) 前回 2.8% (前月比)
02/04 06:45 雇用統計 (2025年 第4四半期) 予想 5.3% 前回 5.3% (失業率)
02/04 06:45 雇用統計 (2025年 第4四半期) 予想 0.3% 前回 0.0% (雇用者数増減(前期比))
02/04 06:45 雇用統計 (2025年 第4四半期) 予想 -0.1% 前回 -0.6% (雇用者数増減(前年比))

このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

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