【本日の見通し】米欧の対立状況を確認、日銀決定会合も警戒
【本日の見通し】米欧の対立状況を確認、日銀決定会合も警戒
グリーンランド問題を背景とした米欧の対立構造が、市場に警戒感を誘っている。ドルは基本的に全面安となる一方、円安も進む展開となっており、「米国売り・日本売り」の流れが鮮明である。米株式市場ではダウ平均が大幅続落し、米国債も下落(利回りは上昇)が見られる。昨日は日本株や日本国債も売られ(利回りは上昇)、同様の動きが目立っていた。米国債売りに関しては、グリーンランド問題を受けてデンマークの年金基金が「米国債投資からの離脱」を表明したことなども影響しているとみられる。
今日もこうした「米国売り・日本売り」の流れが意識されやすい。ただ、日本国債の急落について、ベッセント米財務長官が「日本の当局者から市場を落ち着かせる発言が出てくることを確信している」と述べており、債券・為替市場における当局者の発言には注意が必要である。
日本売りに関しては、衆議院選挙を前に高市政権による積極財政路線への警戒感も影響している。高市首相は食品に対する消費減税の検討に言及しており、財政赤字拡大への懸念が強まった経緯がある。こうした動きがどこまで波及するかが注目される。
ドル円に関しては、明日から始まる日銀金融政策決定会合も注目材料となる。前回会合で利上げを行ったばかりであるため、今回は「据え置き」との見方が大勢を占めている。注目は、総裁会見などでの今後の姿勢や、「経済・物価情勢の展望(展望レポート)」における2026年度の物価見通しとなりそうである。会合の結果を控えて、足元ではやや動きにくい面もある。
こうした状況を踏まえ、ドル円は158円00銭を挟んで神経質な動きを続けると見込まれる。
ユーロドルはドル全面安を受けて一時1.1760ドル台まで上昇した。もっとも、その後1.17ドル台前半に押し戻されるなど、1.17ドル台後半での買いには慎重な姿勢も見られる。ただ、地合いは依然として上方向とみられ、押し目では買いが入る展開と予測される。
ポンドドルもドル全面安を受けて一時1.3490ドル台まで上昇した。1.3500ドルの節目手前では売りが上値を抑えているが、こちらも上昇基調は維持されており、下値では買いが先行するとみている。
ユーロ円は、対ドルでのユーロ高と円安を受けて一時185円40銭台まで上昇した。東京市場の早朝も高値圏でもみ合っており、上値模索の意識が強い。185円台を維持して推移が続けば、上昇が加速する可能性もありそうだ。
ポンド円は、ロンドン時間の早朝に213円台半ばまで上昇する場面もあったが、その後はやや伸び悩んだ。212円台前半では買いが支える展開となっており、トレンドは依然として上方向とみている。
MINKABUPRESS 山岡
グリーンランド問題を背景とした米欧の対立構造が、市場に警戒感を誘っている。ドルは基本的に全面安となる一方、円安も進む展開となっており、「米国売り・日本売り」の流れが鮮明である。米株式市場ではダウ平均が大幅続落し、米国債も下落(利回りは上昇)が見られる。昨日は日本株や日本国債も売られ(利回りは上昇)、同様の動きが目立っていた。米国債売りに関しては、グリーンランド問題を受けてデンマークの年金基金が「米国債投資からの離脱」を表明したことなども影響しているとみられる。
今日もこうした「米国売り・日本売り」の流れが意識されやすい。ただ、日本国債の急落について、ベッセント米財務長官が「日本の当局者から市場を落ち着かせる発言が出てくることを確信している」と述べており、債券・為替市場における当局者の発言には注意が必要である。
日本売りに関しては、衆議院選挙を前に高市政権による積極財政路線への警戒感も影響している。高市首相は食品に対する消費減税の検討に言及しており、財政赤字拡大への懸念が強まった経緯がある。こうした動きがどこまで波及するかが注目される。
ドル円に関しては、明日から始まる日銀金融政策決定会合も注目材料となる。前回会合で利上げを行ったばかりであるため、今回は「据え置き」との見方が大勢を占めている。注目は、総裁会見などでの今後の姿勢や、「経済・物価情勢の展望(展望レポート)」における2026年度の物価見通しとなりそうである。会合の結果を控えて、足元ではやや動きにくい面もある。
こうした状況を踏まえ、ドル円は158円00銭を挟んで神経質な動きを続けると見込まれる。
ユーロドルはドル全面安を受けて一時1.1760ドル台まで上昇した。もっとも、その後1.17ドル台前半に押し戻されるなど、1.17ドル台後半での買いには慎重な姿勢も見られる。ただ、地合いは依然として上方向とみられ、押し目では買いが入る展開と予測される。
ポンドドルもドル全面安を受けて一時1.3490ドル台まで上昇した。1.3500ドルの節目手前では売りが上値を抑えているが、こちらも上昇基調は維持されており、下値では買いが先行するとみている。
ユーロ円は、対ドルでのユーロ高と円安を受けて一時185円40銭台まで上昇した。東京市場の早朝も高値圏でもみ合っており、上値模索の意識が強い。185円台を維持して推移が続けば、上昇が加速する可能性もありそうだ。
ポンド円は、ロンドン時間の早朝に213円台半ばまで上昇する場面もあったが、その後はやや伸び悩んだ。212円台前半では買いが支える展開となっており、トレンドは依然として上方向とみている。
MINKABUPRESS 山岡
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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