ダウ平均は反落 米CPIはインフレ鈍化を示唆も金利の見方変わらず JPモルガンが下落=米国株概況
NY株式13日(NY時間16:24)(日本時間06:24)
ダウ平均 49191.99(-398.21 -0.80%)
S&P500 6963.74(-13.53 -0.19%)
ナスダック 23709.88(-24.02 -0.10%)
CME日経平均先物 54065(大証終比:+305 +0.57%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は反落。取引開始前に12月の米消費者物価指数(CPI)が発表され、総合指数は2.7%と予想通りの内容だったものの、コア指数が2.6%と予想を下回った。インフレ鈍化を示唆する内容との受け止めから、米株式市場は時間外でポジティブな反応を示していたが、通常取引に入ると下げに転じている。
今回の米CPIは政府機関閉鎖による混乱後、物価の全体像を示すと見られていた。12月の米雇用統計はやや減速も安定的な労働市場を示し、FRBの利下げ見送りを後押ししたとの見方が広がっているが、本日の米CPIを受けてもその見方は概ね変わっていない。
トランプ政権とFRBとの最新の応酬で投資家は混乱しているが、前日の米株式市場はプラスで終えるなど、結局は落ち着いた反応を示している。今回の件に関しては各国の金融界のみならず、共和党内からも異論が出ており、一部の議員は次期FRB議長を始め、全ての指名を阻止すると表明している。
また、今回の件で逆に利下げが遠のくのではとの見方も出ている。短期金融市場では今月と3月の追加利下げはないとの見方が強まっており、4月も40%程度の確率に後退。次回は6月というのがコンセンサスとなっている状況。
一部からは「地政学的なサプライズをひとまず消化した格好となている中、市場は米国内政治のヘッドラインに直面している。さらなる想定外の事態がなければ、市場の関心は決算に移るだろう」との指摘が出ていた。
その決算だが、今回の10-12月期は市場予想を容易に上回る可能性が高いとの指摘がストラテジストから出ている。需要と価格の両面で予想を上回る売上成長に加え、特にAI関連銘柄を中心とした利益改善が追い風になるという。1株利益の伸びのコンセンサス予想は9%だが、容易に超えられるハードルだという。2025年通期の1株利益の伸び予想は12%だが、それと比べても、今回の四半期予想は保守的だとしている。
ダウ平均は前日に最高値を更新したこともあり、本日は今月28日のFOMC前の重要指標を通過したことで、一旦利益確定売りが出ているのかもしれない。ビザ<V>が前日に引き続き売りを強めていることや、決算を受けてJPモルガン<JPM>が下落していることもダウ平均を圧迫している。
JPモルガン<JPM>は取引開始前に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、投資銀行部門が予想を下回った。トレーディング収益は株式、債券・為替・商品(FICC)とも予想を上回り、純受取利息(NII)も予想を上回っている。通期のガイダンスでも予想を上回るNIIの見通しを示していた。
きょうもカード株の下げが目立っている。トランプ大統領は米消費者に課されるクレジットカード金利に続き、今度は店舗がカード決済時に負担する「インターチェンジ手数料(スワイプ手数料)」を標的にし、決済ネットワーク間の競争を促す法案を支持する姿勢を示した。
デルタ航空<DAL>が決算を受け下落。26年のフリーキャッシュフロー(FCF)は30-40億ドルと、前年の46億ドルから減少する見込みで、市場ではこの点が嫌気されている模様。
インテル<INTC>とAMD<AMD>が上昇。アナリストがサーバー向けCPU需要の強さを背景に投資判断を「買い」に引き上げた。
ソーシャルメディアのレディット<RDDT>が上昇。アナリストが投資判断を「買い」でカバレッジを開始した。目標株価は320ドル。前日終値よりも42%高い水準。同社の成長見通しを評価している。
フードサービス向けプラットホームを開発するPARテクノロジー<PAR>が上昇。ピザチェーンのパパ・ジョンズ<PZZA>が、同社のプラットフォームを採用する計画を明らかにした。
医療サービスのオプション・ケア・ヘルス<OPCH>が上昇。前日引け後に10-12月期(第4四半期)の暫定決算を公表し、1冴えない内容ではあったものの株価は上昇。2026年のガイダンスはステララの逆風を織り込んだ上で想定以上に良好だとの指摘も出ている。
バイオ医薬品のトラベア<TVTX>が大幅安。希少腎疾患治療薬「フィルサプリ」に関するFDAの審査期間延長が発表された。
JPモルガン<JPM> 310.90(-13.59 -4.19%)
デルタ航空<DAL> 69.33(-1.70 -2.39%)
インテル<INTC> 47.29(+3.23 +7.33%)
レディット<RDDT> 258.93(+14.91 +6.11%)
PARテクノロジー<PAR> 39.25(+1.39 +3.67%)
オプション・ケア・ヘルス<OPCH> 34.75(+2.69 +8.39%)
ビザ<V> 327.88(-15.32 -4.46%)
マスターカード<MA> 544.99(-21.29 -3.76%)
ASTスペースモバイル<ASTS> 92.72(-5.67 -5.76%)
トラベア<TVTX> 29.11(-4.99 -14.63%)
アップル<AAPL> 261.05(+0.80 +0.31%)
マイクロソフト<MSFT> 470.67(-6.51 -1.36%)
アマゾン<AMZN> 242.60(-3.87 -1.57%)
アルファベットC<GOOG> 336.43(+3.70 +1.11%)
アルファベットA<GOOGL> 335.97(+4.11 +1.24%)
テスラ<TSLA> 447.20(-1.76 -0.39%)
エヌビディア<NVDA> 185.81(+0.87 +0.47%)
メタ<META> 631.09(-10.88 -1.69%)
AMD<AMD> 220.97(+13.28 +6.39%)
イーライリリー<LLY> 1077.19(-3.81 -0.35%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
ダウ平均 49191.99(-398.21 -0.80%)
S&P500 6963.74(-13.53 -0.19%)
ナスダック 23709.88(-24.02 -0.10%)
CME日経平均先物 54065(大証終比:+305 +0.57%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は反落。取引開始前に12月の米消費者物価指数(CPI)が発表され、総合指数は2.7%と予想通りの内容だったものの、コア指数が2.6%と予想を下回った。インフレ鈍化を示唆する内容との受け止めから、米株式市場は時間外でポジティブな反応を示していたが、通常取引に入ると下げに転じている。
今回の米CPIは政府機関閉鎖による混乱後、物価の全体像を示すと見られていた。12月の米雇用統計はやや減速も安定的な労働市場を示し、FRBの利下げ見送りを後押ししたとの見方が広がっているが、本日の米CPIを受けてもその見方は概ね変わっていない。
トランプ政権とFRBとの最新の応酬で投資家は混乱しているが、前日の米株式市場はプラスで終えるなど、結局は落ち着いた反応を示している。今回の件に関しては各国の金融界のみならず、共和党内からも異論が出ており、一部の議員は次期FRB議長を始め、全ての指名を阻止すると表明している。
また、今回の件で逆に利下げが遠のくのではとの見方も出ている。短期金融市場では今月と3月の追加利下げはないとの見方が強まっており、4月も40%程度の確率に後退。次回は6月というのがコンセンサスとなっている状況。
一部からは「地政学的なサプライズをひとまず消化した格好となている中、市場は米国内政治のヘッドラインに直面している。さらなる想定外の事態がなければ、市場の関心は決算に移るだろう」との指摘が出ていた。
その決算だが、今回の10-12月期は市場予想を容易に上回る可能性が高いとの指摘がストラテジストから出ている。需要と価格の両面で予想を上回る売上成長に加え、特にAI関連銘柄を中心とした利益改善が追い風になるという。1株利益の伸びのコンセンサス予想は9%だが、容易に超えられるハードルだという。2025年通期の1株利益の伸び予想は12%だが、それと比べても、今回の四半期予想は保守的だとしている。
ダウ平均は前日に最高値を更新したこともあり、本日は今月28日のFOMC前の重要指標を通過したことで、一旦利益確定売りが出ているのかもしれない。ビザ<V>が前日に引き続き売りを強めていることや、決算を受けてJPモルガン<JPM>が下落していることもダウ平均を圧迫している。
JPモルガン<JPM>は取引開始前に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、投資銀行部門が予想を下回った。トレーディング収益は株式、債券・為替・商品(FICC)とも予想を上回り、純受取利息(NII)も予想を上回っている。通期のガイダンスでも予想を上回るNIIの見通しを示していた。
きょうもカード株の下げが目立っている。トランプ大統領は米消費者に課されるクレジットカード金利に続き、今度は店舗がカード決済時に負担する「インターチェンジ手数料(スワイプ手数料)」を標的にし、決済ネットワーク間の競争を促す法案を支持する姿勢を示した。
デルタ航空<DAL>が決算を受け下落。26年のフリーキャッシュフロー(FCF)は30-40億ドルと、前年の46億ドルから減少する見込みで、市場ではこの点が嫌気されている模様。
インテル<INTC>とAMD<AMD>が上昇。アナリストがサーバー向けCPU需要の強さを背景に投資判断を「買い」に引き上げた。
ソーシャルメディアのレディット<RDDT>が上昇。アナリストが投資判断を「買い」でカバレッジを開始した。目標株価は320ドル。前日終値よりも42%高い水準。同社の成長見通しを評価している。
フードサービス向けプラットホームを開発するPARテクノロジー<PAR>が上昇。ピザチェーンのパパ・ジョンズ<PZZA>が、同社のプラットフォームを採用する計画を明らかにした。
医療サービスのオプション・ケア・ヘルス<OPCH>が上昇。前日引け後に10-12月期(第4四半期)の暫定決算を公表し、1冴えない内容ではあったものの株価は上昇。2026年のガイダンスはステララの逆風を織り込んだ上で想定以上に良好だとの指摘も出ている。
バイオ医薬品のトラベア<TVTX>が大幅安。希少腎疾患治療薬「フィルサプリ」に関するFDAの審査期間延長が発表された。
JPモルガン<JPM> 310.90(-13.59 -4.19%)
デルタ航空<DAL> 69.33(-1.70 -2.39%)
インテル<INTC> 47.29(+3.23 +7.33%)
レディット<RDDT> 258.93(+14.91 +6.11%)
PARテクノロジー<PAR> 39.25(+1.39 +3.67%)
オプション・ケア・ヘルス<OPCH> 34.75(+2.69 +8.39%)
ビザ<V> 327.88(-15.32 -4.46%)
マスターカード<MA> 544.99(-21.29 -3.76%)
ASTスペースモバイル<ASTS> 92.72(-5.67 -5.76%)
トラベア<TVTX> 29.11(-4.99 -14.63%)
アップル<AAPL> 261.05(+0.80 +0.31%)
マイクロソフト<MSFT> 470.67(-6.51 -1.36%)
アマゾン<AMZN> 242.60(-3.87 -1.57%)
アルファベットC<GOOG> 336.43(+3.70 +1.11%)
アルファベットA<GOOGL> 335.97(+4.11 +1.24%)
テスラ<TSLA> 447.20(-1.76 -0.39%)
エヌビディア<NVDA> 185.81(+0.87 +0.47%)
メタ<META> 631.09(-10.88 -1.69%)
AMD<AMD> 220.97(+13.28 +6.39%)
イーライリリー<LLY> 1077.19(-3.81 -0.35%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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