概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続落、米株安やレアル安の進行を警戒
配信元:フィスコ
投稿:2025/12/18 10:26
*10:26JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続落、米株安やレアル安の進行を警戒
【ブラジル】ボベスパ指数 157327.27 -0.79%
17日のブラジル株式市場は続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1250.61ポイント安(-0.79%)の157327.27で引けた。日中の取引レンジは156,350.80-158,610.60となった。
小幅高で寄り付いた後は売りに押され、引けまで安値圏でもみ合った。米株安が警戒され、ブラジル株にも売り圧力が強まった。また、通貨レアル安の進行も圧迫材料。半面、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かりとなった。また、インフレ率の鈍化観測も好感された。
【ロシア】MOEX指数 2759.73 -0.52%
17日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比14.50ポイント安(-0.52%)の2759.73となった。日中の取引レンジは2,740.18-2,781.97となった。
買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。米株安など弱い外部環境を受け、ロシア株にも売り圧力が強まった。また、弱い経済指標も指数の足かせに。10-12月期の消費者信頼感指数は前月のマイナス9からマイナス11まで落ち込んだ。半面、原油価格の上昇が指数をサポートした。
【インド】SENSEX指数 84559.65 -0.14%
17日のインド株式市場は3日続落。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比120.21ポイント安(-0.14%)の84559.65、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同41.55ポイント安(-0.16%)の25818.55で取引を終えた。
小幅安で寄り付いた後は下げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。通貨ルピー安の進行がインド株の圧迫材料。ルピーの対米ドルレートは過去最安値を再び更新した。また、弱い経済指標や景気の不透明感なども投資家心理を悪化させた。12月のHSBC製造業購買担当者景気指数(PMI、速報)は前月の56.6から55.7に低下し、10カ月ぶりの低水準を記録した。
【中国】上海総合指数 3870.28 +1.19%
17日の中国本土市場は3日ぶりに反発。主要指標の上海総合指数が前日比45.47ポイント高(+1.19%)の3870.28ポイントで引けた。
序盤は売りが先行し弱含んだものの、銀行株を中心とした金融株の下支えが観測されて心理的重荷を和らげた。午後には全国社会保障基金によるテクノロジー株への運用残高増加報道が伝わると、半導体や光部品関連が上昇し相場全体を押し上げた。この結果、上海株式市場は主要セクターの値上がりを背景に総じて堅調な引けとなった。
<AK>
17日のブラジル株式市場は続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1250.61ポイント安(-0.79%)の157327.27で引けた。日中の取引レンジは156,350.80-158,610.60となった。
小幅高で寄り付いた後は売りに押され、引けまで安値圏でもみ合った。米株安が警戒され、ブラジル株にも売り圧力が強まった。また、通貨レアル安の進行も圧迫材料。半面、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かりとなった。また、インフレ率の鈍化観測も好感された。
【ロシア】MOEX指数 2759.73 -0.52%
17日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比14.50ポイント安(-0.52%)の2759.73となった。日中の取引レンジは2,740.18-2,781.97となった。
買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。米株安など弱い外部環境を受け、ロシア株にも売り圧力が強まった。また、弱い経済指標も指数の足かせに。10-12月期の消費者信頼感指数は前月のマイナス9からマイナス11まで落ち込んだ。半面、原油価格の上昇が指数をサポートした。
【インド】SENSEX指数 84559.65 -0.14%
17日のインド株式市場は3日続落。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比120.21ポイント安(-0.14%)の84559.65、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同41.55ポイント安(-0.16%)の25818.55で取引を終えた。
小幅安で寄り付いた後は下げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。通貨ルピー安の進行がインド株の圧迫材料。ルピーの対米ドルレートは過去最安値を再び更新した。また、弱い経済指標や景気の不透明感なども投資家心理を悪化させた。12月のHSBC製造業購買担当者景気指数(PMI、速報)は前月の56.6から55.7に低下し、10カ月ぶりの低水準を記録した。
【中国】上海総合指数 3870.28 +1.19%
17日の中国本土市場は3日ぶりに反発。主要指標の上海総合指数が前日比45.47ポイント高(+1.19%)の3870.28ポイントで引けた。
序盤は売りが先行し弱含んだものの、銀行株を中心とした金融株の下支えが観測されて心理的重荷を和らげた。午後には全国社会保障基金によるテクノロジー株への運用残高増加報道が伝わると、半導体や光部品関連が上昇し相場全体を押し上げた。この結果、上海株式市場は主要セクターの値上がりを背景に総じて堅調な引けとなった。
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