午前:債券サマリー 先物は反落、財政拡張懸念で 長期金利1.960%に上昇
17日午前の債券市場で、先物中心限月3月限は反落した。国内での財政拡張懸念が重荷となった。
16日の取引終了後、共同通信が「政府が編成を進める2026年度当初予算案の一般会計歳出(支出)総額が120兆円を超える見通しであることが16日、分かった」と報じた。過去最高だった25年度を上回る見込みという。財政拡張路線への警戒から円債売りを促す要因となった。
前日のニューヨーク市場では、長期債相場は上昇(金利は低下)した。16日発表の米雇用統計や米小売売上高はそれぞれ強弱入り混じる結果となった。ポジション調整目的の売買が交錯するなかで、長期債はやがて買いが優勢となり、米長期金利は4.14%に低下した。日銀は17日、定例の国債買い入れオペの実施を通知した。対象は「残存期間1年超3年以下」と「同3年超5年以下」、「同5年超10年以下」、「同10年超25年以下」の4本で、オファー額は予定通りとなった。
先物3月限は前営業日比14銭安の133円29銭で午前を終えた。新発10年債利回り(長期金利)は同0.005ポイント高い1.960%に上昇した。
出所:MINKABU PRESS
16日の取引終了後、共同通信が「政府が編成を進める2026年度当初予算案の一般会計歳出(支出)総額が120兆円を超える見通しであることが16日、分かった」と報じた。過去最高だった25年度を上回る見込みという。財政拡張路線への警戒から円債売りを促す要因となった。
前日のニューヨーク市場では、長期債相場は上昇(金利は低下)した。16日発表の米雇用統計や米小売売上高はそれぞれ強弱入り混じる結果となった。ポジション調整目的の売買が交錯するなかで、長期債はやがて買いが優勢となり、米長期金利は4.14%に低下した。日銀は17日、定例の国債買い入れオペの実施を通知した。対象は「残存期間1年超3年以下」と「同3年超5年以下」、「同5年超10年以下」、「同10年超25年以下」の4本で、オファー額は予定通りとなった。
先物3月限は前営業日比14銭安の133円29銭で午前を終えた。新発10年債利回り(長期金利)は同0.005ポイント高い1.960%に上昇した。
出所:MINKABU PRESS
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