概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続伸、ウクライナ和平案の進展観測を引き続き好感
配信元:フィスコ
投稿:2025/12/17 10:47
*10:47JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続伸、ウクライナ和平案の進展観測を引き続き好感
【ブラジル】ボベスパ指数 158577.88 +2.40%
16日のブラジル株式市場は5日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比3903.86 ポイント高(2.40%)高の158577.88で引けた。日中の取引レンジは158,557.57-162,481.74となった。
横ばいで寄り付いた後は下げ幅をじりじりと拡大させた。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、通貨レアル安の進行や弱い経済指標もブラジル株の圧迫材料となった。ほかに、原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かりとなった。
【ロシア】MOEX指数 2774.23 +0.92%
16のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比25.30ポイント高(+0.92%)高の2774.23となった。日中の取引レンジは2,746.77-2,779.73となった。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。ウクライナ和平案の進展観測が引き続き好感され、ロシア株への買いは継続。また、米利下げ軌道が変わらないとの見方も外資の流出懸念を後退させた。半面、原油価格の下落が指数の上値を押さえた。
【インド】SENSEX指数 84679.86 -0.63%
16日のインド株式市場は続落。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比533.50ポイント安(-0.63%)の84679.86、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同167.20ポイント安(-0.64%)の25860.10で取引を終えた。
売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。前日の米株安を受けて売りが先行。国内では、デフレ懸念の高まりが嫌気された。11月の卸売物価指数は前年同月比マイナス0.3%となり、前月に続きマイナス成長を継続した。また、通貨ルピー安の進行を受け、インド株に売り圧力が高まった。ルピーの対米ドルレートは直近3日連続で過去最安値を更新している。
【中国】上海総合指数 3824.81 -1.11%
16日の中国本土市場は続落。主要指標の上海総合指数が前日比43.11ポイント安(-1.11%)の3824.81ポイントと続落した。
上海総合指数は約3カ月ぶりの安値水準まで切り下げている。景気鈍化への警戒感を背景に売り圧力が強まった。主要国株式市場でハイテク関連の地合いが悪化するなか、中国本土株にも売りが波及した。銀行・酒類など時価総額の大きいセクターに下落が目立ち、需給の重さが鮮明となった。他方で一部資源や景気敏感セクターに押し目買いの動きがみられたが、市場心理は総じて慎重だった。
<NH>
16日のブラジル株式市場は5日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比3903.86 ポイント高(2.40%)高の158577.88で引けた。日中の取引レンジは158,557.57-162,481.74となった。
横ばいで寄り付いた後は下げ幅をじりじりと拡大させた。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、通貨レアル安の進行や弱い経済指標もブラジル株の圧迫材料となった。ほかに、原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かりとなった。
【ロシア】MOEX指数 2774.23 +0.92%
16のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比25.30ポイント高(+0.92%)高の2774.23となった。日中の取引レンジは2,746.77-2,779.73となった。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。ウクライナ和平案の進展観測が引き続き好感され、ロシア株への買いは継続。また、米利下げ軌道が変わらないとの見方も外資の流出懸念を後退させた。半面、原油価格の下落が指数の上値を押さえた。
【インド】SENSEX指数 84679.86 -0.63%
16日のインド株式市場は続落。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比533.50ポイント安(-0.63%)の84679.86、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同167.20ポイント安(-0.64%)の25860.10で取引を終えた。
売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。前日の米株安を受けて売りが先行。国内では、デフレ懸念の高まりが嫌気された。11月の卸売物価指数は前年同月比マイナス0.3%となり、前月に続きマイナス成長を継続した。また、通貨ルピー安の進行を受け、インド株に売り圧力が高まった。ルピーの対米ドルレートは直近3日連続で過去最安値を更新している。
【中国】上海総合指数 3824.81 -1.11%
16日の中国本土市場は続落。主要指標の上海総合指数が前日比43.11ポイント安(-1.11%)の3824.81ポイントと続落した。
上海総合指数は約3カ月ぶりの安値水準まで切り下げている。景気鈍化への警戒感を背景に売り圧力が強まった。主要国株式市場でハイテク関連の地合いが悪化するなか、中国本土株にも売りが波及した。銀行・酒類など時価総額の大きいセクターに下落が目立ち、需給の重さが鮮明となった。他方で一部資源や景気敏感セクターに押し目買いの動きがみられたが、市場心理は総じて慎重だった。
<NH>
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