*08:02JST 16日の米国市場ダイジェスト:NYダウは302ドル安 ハイテクが支える
■NY株式:NYダウは302ドル安 ハイテクが支える
米国株式市場はまちまち。ダウ平均は302.30ドル安の48114.26ドル、ナスダックは54.05ポイント高の23111.46で取引を終了した。
雇用統計の強弱まちまちの結果を受け、寄り付き後、もみ合い。その後、労働市場の減速を警戒した売りが強まり、ダウは下落した。ナスダックは連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ軌道が変わらないとの見方や議会下院が人工知能(AI)インフラを支援する法案を巡り承認に向け進展したことを好感し、終盤にかけ、プラス圏を回復。まちまちで終了した。セクター別では自動車・自動車部品が上昇した一方、エネルギーが下落。
格安航空会社のサウスウエスト(lUV)はアナリストの投資判断引き上げで上昇。航空会社のユナイテッド(UAL)は原油安に伴うコスト減少期待に、買われた。ソーシャルメディアのフェイスブック(FB)を運営するメタ・プラットフォームズ(META)は傘下のインスタグラムのTVアプリケーションサービス開始発表を好感し、上昇。半導体のエヌビディアは中国向けAIチップH200の需要増加に伴う生産拡大を検討しているとの報道で、買われた。
オンライン決済のペイパル・ホールディングス(PYPL)は国内銀行免許申請を明らかにし、上昇。ステーブルコイン企業のサークル・インターネット・グループ(CRCL)はクレジットカード会社のビザ(V)が顧客の決済で同社のUSDCコインでの支払いを承認したため、上昇。石油・天然ガス生産会社のエクソンモービル(XOM)は原油価格が5年ぶり安値付近まで下落したため、収益減を警戒し、売られた。
住宅建設会社のレナー(LEN)は取引終了後に四半期決算を発表。業績見通しが予想を下回り、時間外取引で売られている。
HorikoCapitalManagementLLC
■NY為替:米雇用統計でFRB利下げ軌道を確認、ドル続落
16日のニューヨーク外為市場でドル・円は154円40銭まで下落後、155円00銭まで反発し、154円74銭で引けた。米11月雇用統計で失業率が予想を上回り労働市場の減速懸念が強まったほか、10月小売売上高も予想を下回る伸びに留まり、連邦準備制度理事会(FRB)の利下げが正当化されるとの見方に、長期金利低下に伴うドル売りが優勢となった。しかし、非農業部門雇用者数が予想を上回ったほか、コア小売りも堅調でドル売りも限定的となった。
ユーロ・ドルは1.1804ドルまで上昇後、1.1736ドルまで反落し、1.1749ドルで引けた。ユーロ・円は182円47銭へ上昇後、181円72銭まで反落した。リスク回避や日銀の12月利上げ観測を受けた円買いが強まった。ポンド・ドルは1.3456ドルへ上昇後、1.3401ドルまで反落。ドル・スイスは0.7926フランへ下落後、0.7951フランまで反発した。
■NY原油:下落で55.27ドル、一時55ドルを下回る
NY原油先物1月限は下落(NYMEX原油1月限終値:55.27 ↓1.55)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は、前営業日比-1.55ドル(-2.73%)の55.27ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは54.98-56.70ドル。アジア市場の序盤に56.70ドルまで買われたが、その後はじり安となり、米雇用統計発表後に一時55ドルを下回った。その後は押し目買いが入ったことで下げ渋り、通常取引終了後の時間外取引では主に55ドル台前半で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 54.81ドル -0.52ドル(-0.93%)
モルガン・スタンレー(MS) 176.51ドル -1.28ドル(-0.71%)
ゴールドマン・サックス(GS)879.15ドル -10.44ドル(-1.17%)
インテル(INTC) 37.31ドル -0.20ドル(-0.53%)
アップル(AAPL) 274.61ドル +0.50ドル(+0.18%)
アルファベット(GOOG) 307.73ドル -1.59ドル(-0.51%)
メタ(META) 657.15ドル +9.64ドル(+1.48%)
キャタピラー(CAT) 588.93ドル -0.83ドル(-0.14%)
アルコア(AA) 46.56ドル +1.07ドル(+2.35%)
ウォルマート(WMT) 115.42ドル -1.37ドル(-1.17%)
<NH>
米国株式市場はまちまち。ダウ平均は302.30ドル安の48114.26ドル、ナスダックは54.05ポイント高の23111.46で取引を終了した。
雇用統計の強弱まちまちの結果を受け、寄り付き後、もみ合い。その後、労働市場の減速を警戒した売りが強まり、ダウは下落した。ナスダックは連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ軌道が変わらないとの見方や議会下院が人工知能(AI)インフラを支援する法案を巡り承認に向け進展したことを好感し、終盤にかけ、プラス圏を回復。まちまちで終了した。セクター別では自動車・自動車部品が上昇した一方、エネルギーが下落。
格安航空会社のサウスウエスト(lUV)はアナリストの投資判断引き上げで上昇。航空会社のユナイテッド(UAL)は原油安に伴うコスト減少期待に、買われた。ソーシャルメディアのフェイスブック(FB)を運営するメタ・プラットフォームズ(META)は傘下のインスタグラムのTVアプリケーションサービス開始発表を好感し、上昇。半導体のエヌビディアは中国向けAIチップH200の需要増加に伴う生産拡大を検討しているとの報道で、買われた。
オンライン決済のペイパル・ホールディングス(PYPL)は国内銀行免許申請を明らかにし、上昇。ステーブルコイン企業のサークル・インターネット・グループ(CRCL)はクレジットカード会社のビザ(V)が顧客の決済で同社のUSDCコインでの支払いを承認したため、上昇。石油・天然ガス生産会社のエクソンモービル(XOM)は原油価格が5年ぶり安値付近まで下落したため、収益減を警戒し、売られた。
住宅建設会社のレナー(LEN)は取引終了後に四半期決算を発表。業績見通しが予想を下回り、時間外取引で売られている。
HorikoCapitalManagementLLC
■NY為替:米雇用統計でFRB利下げ軌道を確認、ドル続落
16日のニューヨーク外為市場でドル・円は154円40銭まで下落後、155円00銭まで反発し、154円74銭で引けた。米11月雇用統計で失業率が予想を上回り労働市場の減速懸念が強まったほか、10月小売売上高も予想を下回る伸びに留まり、連邦準備制度理事会(FRB)の利下げが正当化されるとの見方に、長期金利低下に伴うドル売りが優勢となった。しかし、非農業部門雇用者数が予想を上回ったほか、コア小売りも堅調でドル売りも限定的となった。
ユーロ・ドルは1.1804ドルまで上昇後、1.1736ドルまで反落し、1.1749ドルで引けた。ユーロ・円は182円47銭へ上昇後、181円72銭まで反落した。リスク回避や日銀の12月利上げ観測を受けた円買いが強まった。ポンド・ドルは1.3456ドルへ上昇後、1.3401ドルまで反落。ドル・スイスは0.7926フランへ下落後、0.7951フランまで反発した。
■NY原油:下落で55.27ドル、一時55ドルを下回る
NY原油先物1月限は下落(NYMEX原油1月限終値:55.27 ↓1.55)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は、前営業日比-1.55ドル(-2.73%)の55.27ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは54.98-56.70ドル。アジア市場の序盤に56.70ドルまで買われたが、その後はじり安となり、米雇用統計発表後に一時55ドルを下回った。その後は押し目買いが入ったことで下げ渋り、通常取引終了後の時間外取引では主に55ドル台前半で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 54.81ドル -0.52ドル(-0.93%)
モルガン・スタンレー(MS) 176.51ドル -1.28ドル(-0.71%)
ゴールドマン・サックス(GS)879.15ドル -10.44ドル(-1.17%)
インテル(INTC) 37.31ドル -0.20ドル(-0.53%)
アップル(AAPL) 274.61ドル +0.50ドル(+0.18%)
アルファベット(GOOG) 307.73ドル -1.59ドル(-0.51%)
メタ(META) 657.15ドル +9.64ドル(+1.48%)
キャタピラー(CAT) 588.93ドル -0.83ドル(-0.14%)
アルコア(AA) 46.56ドル +1.07ドル(+2.35%)
ウォルマート(WMT) 115.42ドル -1.37ドル(-1.17%)
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