12日の米株式市場の概況、NYダウ245ドル安 ハイテク関連株売られる

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2025/12/15 08:12
 12日の米株式市場で、NYダウは前営業日比245.96ドル安の4万8458.05ドルとなり、3日ぶりに反落した。決算を発表したブロードコム<AVGO>が急落し、AI関連株への過度な先高期待が後退。ハイテク関連株全般に売り圧力が掛かり、ナスダック総合株価指数の下落率は1.7%近くに上った。週末とあって主力株には持ち高調整目的の売りもかさんだ。

 キャタピラー<CAT>やゴールドマン・サックス・グループ<GS>が安く、オラクル<ORCL>が株価水準を切り下げたほか、オクロ<OKLO>やニュースケール・パワー<SMR>、アンフェノール<APH>が大幅安となった。一方、マクドナルド<MCD>やコカ・コーラ<KO>、ボーイング<BA>が堅調推移。イーライ・リリー<LLY>やチポトレ・メキシカン・グリル<CMG>、GEエアロスペース<GE>が値を上げ、クリア・セキュア<YOU>が急伸した。

 ナスダック総合株価指数は398.69ポイント安の2万3195.16と続落した。エヌビディア<NVDA>やアドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>、マイクロン・テクノロジー<MU>が売られ、インテル<INTC>やアプライド・マテリアルズ<AMAT>が下値を模索。メタ・プラットフォームズ<META>やマイクロソフト<MSFT>、アルファベット<GOOG>が冴えない展開となったほか、サンディスク<SNDK>やアステラ・ラブス<ALAB>、コアウィーブ<CRWV>が急落した。半面、テスラ<TSLA>がしっかり。リビアン・オートモーティブ<RIVN>やルルレモン・アスレティカ<LULU>が高く、ティルレイ・ブランズ<TLRY>が大幅高となった。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ