ジャストプランニング---3Qは2ケタ増収増益、主要4セグメントの売上高・利益がともに順調に推移

配信元:フィスコ
投稿:2025/12/11 10:28
*10:28JST ジャストプランニング---3Qは2ケタ増収増益、主要4セグメントの売上高・利益がともに順調に推移 ジャストプランニング<4287>は9日、2026年1月期第3四半期(25年2月-10月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比18.8%増の18.99億円、営業利益が同35.8%増の4.74億円、経常利益が同35.8%増の4.80億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同30.1%増の3.30億円となった。

ASP(Application Service Provider)事業の売上高は前年同期比13.4%増の9.07億円、セグメント利益は同13.7%増の6.89億円となった。外食産業等の売上管理を効率的に行うことができる「まかせてネット」のサービスを提供している。加えて、効率化・生産性の向上が可能な「勤怠管理システム」、「発注管理システム」等のASPシステムを展開している。また、テイクアウト業態向けスマートフォンアプリケーション「iToGo」を切り口に、外食産業のみならず新規需要の獲得を推進してきた。2024年5月に日次監査を可能とする「まかせて不正検知」をリリースした。2024年6月には、人事管理システム「まかせてHR」をリリースした。2024年8月には、経費精算システム「まかせて経費精算」が、公益財団法人日本文書情報マネジメント協会(JIIMA)が認証する「JIIMA認証」を取得した。これにより、電子帳簿保存法の要件を満たし、より多くの顧客が安心して利用できるシステムとなった。当第3四半期累計期間において、顧客の多様なニーズに合わせたシステム化提案等柔軟な対応を推進してきた。

システムソリューション事業の売上高は同30.4%増の0.62億円、セグメント利益は同17.3%増の0.19億円となった。外食業界向けの店舗システム及び本部システム(POSシステム、出退勤システム、食材発注システム)等の業務システム構築全般にソフトウェアの企画・開発・販売を行ってきた。

物流ソリューション事業の売上高は同30.9%増の7.49億円、セグメント利益は同31.7%増の1.12億円となった。外食チェーン企業等に対する物流ソリューションやマーチャンダイズソリューション、本部業務代行等のソリューションサービス事業を展開している。当第3四半期累計期間において、同事業は順調に推移した。

太陽光発電事業の売上高は同23.3%増の0.81億円、セグメント利益は同48.5%増の0.51億円となった。栃木県那須塩原市、栃木県那須町にて2拠点、宮城県仙台市にて1拠点において、太陽光発電設備による電力会社への売電事業を行っている。当第3四半期累計期間において、同事業は順調に推移した。

その他事業の売上高は同12.3%減の0.98億円、セグメント利益は同10.9%減の0.74億円となった。同社グループでは、直営の外食店舗を運営している。同社社員による運営により、店舗運営ノウハウの社員研修、情報システム開発、新システムのテストマーケティング等に活用している。当第3四半期累計期間においては、売上が前年同期を下回り、厳しい市況が継続している。

2026年1月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比14.9%増の25.32億円、営業利益が同22.8%増の6.02億円、経常利益が同22.0%増の6.04億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同15.0%増の4.19億円とする期初計画を据え置いている。


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配信元: フィスコ

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