3日の米株式市場の概況、NYダウ408ドル高 雇用指標受けた利下げ観測が追い風

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2025/12/04 08:12
 3日の米株式市場では、NYダウが前日比408.44ドル高の4万7882.90ドルと続伸した。11月のADP全米雇用リポートが発表され。非農業部門の雇用者数は前月比で減少した。市場予想は前月比プラスだったが、雇用情勢を受け米連邦準備制度理事会(FRB)は利下げに動きやすくなるとの見方が広がり、米金利が低下し、株式相場を支援した。

 ゴールドマン・サックス・グループ<GS>やユナイテッドヘルス・グループ<UNH>が買われ、マクドナルド<MCD>やアメリカン・エキスプレス<AXP>が堅調推移。アメリカン・イーグル・アウトフィッターズ<AEO>やジーニアス・スポーツ<GENI>が急伸した。半面、トラベラーズ<TRV>やボーイング<BA>が冴えない展開。ピュア・ストレージ<PSTG>が大幅安となった。
 
 ナスダック総合株価指数は40.41ポイント高の2万3454.09と続伸した。アルファベット<GOOG>が株価水準を切り上げ、テスラ<TSLA>が急伸。テキサス・インスツルメンツ<TXN>やマーベル・テクノロジー・グループ<MRVL>が値を飛ばした。一方、マイクロソフト<MSFT>やエヌビディア<NVDA>、メタ・プラットフォームズ<META>が売られ、ギットラボ<GTLB>が急落した。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ