ニッピ、上期経常は38％増益で上振れ着地

　ニッピ <7932> [東証Ｓ] が11月7日大引け後(15:30)に決算を発表。26年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比37.7％増の21.4億円に拡大し、従来予想の17億円を上回って着地。
　ただ通期計画の38億円に対する進捗率は5年平均の61.0％を下回る56.5％にとどまった。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比19.6％減の16.5億円に減る計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比2.2倍の9.6億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の5.1％→8.0％に改善した。

株探ニュース