タムロン、今期経常を一転6％減益に下方修正

　タムロン <7740> [東証Ｐ] が11月6日大引け後(15:30)に決算を発表。25年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比19.2％減の134億円に減った。
　併せて、通期の同利益を従来予想の197億円→182億円(前期は193億円)に7.6％下方修正し、一転して5.7％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の104億円→89.3億円(前年同期は83.5億円)に14.4％減額し、増益率が24.9％増→6.9％増に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比26.6％減の42億円に減り、売上営業利益率は前年同期の25.0％→19.6％に低下した。

株探ニュース