*12:05JST 平山 Research Memo(5):2025年6月期は14期連続増収、各段階利益も過去最高を連続更新
■平山ホールディングス<7781>の業績動向
1. 2025年6月期の業績概要
2025年6月期の連結業績は、売上高で前期比2.6%増の36,220百万円、営業利益で同13.5%増の1,270百万円、経常利益で同11.5%増の1,300百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同13.3%増の858百万円となった。売上高は14期連続増収となり、各段階利益も過去最高を連続更新した。国内製造業の回復を追い風に、主力のインソーシング・派遣事業が伸長し、業績をけん引した。
売上総利益率は前期比1.3ポイント上昇した。製造請負の現場改善が進み生産性が向上したことや、請負・派遣単価の引き上げが進んだことが主因だ。営業利益の増減要因について見ると、増収による利益増で156百万円、生産性向上や単価引き上げ効果で451百万円となり、販管費の増加456百万円を吸収した。販管費の増加は今後の成長のための人材採用や拠点展開等の戦略的投資費用の増加による。会社計画比では売上高、営業利益、経常利益で若干未達となったが、主には中途採用数が計画を下回ったことや、戦略的投資費用を前倒しで積み増したことが要因だ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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1. 2025年6月期の業績概要
2025年6月期の連結業績は、売上高で前期比2.6%増の36,220百万円、営業利益で同13.5%増の1,270百万円、経常利益で同11.5%増の1,300百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同13.3%増の858百万円となった。売上高は14期連続増収となり、各段階利益も過去最高を連続更新した。国内製造業の回復を追い風に、主力のインソーシング・派遣事業が伸長し、業績をけん引した。
売上総利益率は前期比1.3ポイント上昇した。製造請負の現場改善が進み生産性が向上したことや、請負・派遣単価の引き上げが進んだことが主因だ。営業利益の増減要因について見ると、増収による利益増で156百万円、生産性向上や単価引き上げ効果で451百万円となり、販管費の増加456百万円を吸収した。販管費の増加は今後の成長のための人材採用や拠点展開等の戦略的投資費用の増加による。会社計画比では売上高、営業利益、経常利益で若干未達となったが、主には中途採用数が計画を下回ったことや、戦略的投資費用を前倒しで積み増したことが要因だ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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