科研薬が大幅反落、研究開発費増で26年3月期業績予想を下方修正
科研製薬<4521.T>が大幅反落している。前週末26日の取引終了後、26年3月期の連結業績予想について、売上高を880億円から863億円(前期比8.2%減)へ、営業利益を52億円から21億円(同90.0%減)へ、純利益を34億円から23億円(同83.5%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
主に国内の医薬品における競合品の影響などにより売上高が減少する見込みに加えて、6月に発表したツーセル(広島市南区)との同種(他家)滑膜間葉系幹細胞由来三次元人工組織「gMSC1」に関するライセンス契約の締結に伴う契約一時金の支払いや、8月に発表した米アストリア・セラピューティクス<ATXS>との遺伝性血管性浮腫の長期予防薬「ナベニバルト」の日本における開発及び販売に関する提携及びライセンス契約締結に伴う契約一時金1600万ドル(約23億円)の支払いなどで研究開発費が想定よりも増加する見通しであることが要因としている。
出所:MINKABU PRESS
主に国内の医薬品における競合品の影響などにより売上高が減少する見込みに加えて、6月に発表したツーセル(広島市南区)との同種(他家)滑膜間葉系幹細胞由来三次元人工組織「gMSC1」に関するライセンス契約の締結に伴う契約一時金の支払いや、8月に発表した米アストリア・セラピューティクス<ATXS>との遺伝性血管性浮腫の長期予防薬「ナベニバルト」の日本における開発及び販売に関する提携及びライセンス契約締結に伴う契約一時金1600万ドル(約23億円)の支払いなどで研究開発費が想定よりも増加する見通しであることが要因としている。
出所:MINKABU PRESS
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