*12:10JST ロジザード Research Memo(10):2022年6月期から配当を実施
■ロジザード<4391>の株主還元策
事業基盤の拡大により、人材や製品への投資などによる事業成長を図りながらも安定的な収益を確保できる見通しが立ったことから、2022年6月期から配当を実施している。過去の配当実績は、2022年6月期が1株当たり14.95円、2023年6月期が同12.00円、2024年6月期は同16.00円、2025年6月期は同18.00円であった。2026年6月期は同18.00円の配当を予想している。
同社は企業価値をさらに高めるために継続的な株主還元を行う方針で、財政状態や内部留保の状態を勘案しながら、配当性向20%とすることを基本方針に掲げている。2026年6月期は先行投資による減益を計画しており、目標とする配当性向20%と照らし合わせると1株当たり16.07円となる。しかしながら、同社では先行投資による減益を理由に配当を引き下げず、据え置きの18.00円を決定した。これは同社の株主還元を最大限重視する姿勢の表れであると弊社では見ている。
足元で同社の主力サービスであるクラウドサービスの業績は好調に推移している。サブスクリプションモデルである同サービスは、安定した収益基盤であると同時に収益性も高い。また、BtoB企業の新規獲得を推進するなかで、案件当たりの単価の拡大も期待できる。トップラインが成長するなかで利益を順調に積み上げることができれば、配当金額が増加する可能性もあると弊社は考える。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 茂木稜司)
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事業基盤の拡大により、人材や製品への投資などによる事業成長を図りながらも安定的な収益を確保できる見通しが立ったことから、2022年6月期から配当を実施している。過去の配当実績は、2022年6月期が1株当たり14.95円、2023年6月期が同12.00円、2024年6月期は同16.00円、2025年6月期は同18.00円であった。2026年6月期は同18.00円の配当を予想している。
同社は企業価値をさらに高めるために継続的な株主還元を行う方針で、財政状態や内部留保の状態を勘案しながら、配当性向20%とすることを基本方針に掲げている。2026年6月期は先行投資による減益を計画しており、目標とする配当性向20%と照らし合わせると1株当たり16.07円となる。しかしながら、同社では先行投資による減益を理由に配当を引き下げず、据え置きの18.00円を決定した。これは同社の株主還元を最大限重視する姿勢の表れであると弊社では見ている。
足元で同社の主力サービスであるクラウドサービスの業績は好調に推移している。サブスクリプションモデルである同サービスは、安定した収益基盤であると同時に収益性も高い。また、BtoB企業の新規獲得を推進するなかで、案件当たりの単価の拡大も期待できる。トップラインが成長するなかで利益を順調に積み上げることができれば、配当金額が増加する可能性もあると弊社は考える。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 茂木稜司)
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