S&P投資戦略部:日本ダッシュボード

S&P投資戦略部が作成した日本を中心とした指数の月次パフォーマンスレポートです。(2025年8月29日現在)

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・日本株は世界的な流れを反映し、上昇基調を維持した。S&P 日本 500指数は8月に5%上昇し、時価総額規模を問わず幅広い上昇がみられた。

・S&P 日本 500 指数の11業種中9業種が上昇を記録し、公益事業、エネルギー、通信サービスが牽引した。医療・ヘルスケアと情報技術は小幅な下落となった。

・8月のパフォーマンス要因では「バリュー強化」が首位となった一方、「クオリティ」は大幅に遅れをとった。

・日本銀行の利上げ観測が日本国債に引き続き重しとなり、円高を加速させた。S&P 日本債券指数は小幅に下落し、年初来4%安の利回り1.63%となった。S&P 日本円先物は3%上昇した。

・コモディティ相場はまちまちの動きとなり、S&P GSCIは8月に小幅下落した。S&P GSCI 原油は変動が激しく6%下落した一方、S&P GSCI 金は米ドル安を背景に5%上昇した。

・ボラティリティは低下傾向を継続。S&P 500のVIXは15まで低下し、S&P/JPX 日本国債 VIX 指数も小幅に下落した。

出所:S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス LLC および/またはその関連会社。データは2025年8月29日現在(*は2025年8月28日現在を除く)。指数のパフォーマンスは、特に記載のない限り日本円でのトータル・リターンに基づきます。表にある括弧内の数値は、当該インデックスの終値に相当します。図表は説明のためのものです。過去のパフォーマンスは将来の結果を保証するものではありません。他のダッシュボードへのご登録はon.spdji.com/DashboardSignUpをご覧ください。また、詳細については、当社ウェブサイトをご参照ください。

【S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスについて】
S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスは、S&Pグローバルのグループ会社であり、指数ベースのコンセプトやデータおよびリサーチを提供している。S&P500(R)やダウ工業株価指数SMのような象徴的金融市場の指標を所有し、120年超にわたり、機関投資家及び個人投資家のニーズを満たす画期的で透明性の高い投資ソリューションを構築してきた。どの指数プロバイダーの指数よりも、当社の指数を基にした金融商品により多くの資金が投資されている。世界中の幅広い資産クラスをカバーする100万超の指数を算出することで、投資家が市場を計測し取引を行う方法を明示している。詳細はウェブサイト(www.spdji.com)まで。

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配信元: みんかぶ株式コラム