アルインコ、前期経常を一転6％減益に下方修正

　アルインコ <5933> [東証Ｐ] が4月3日大引け後(15:30)に業績修正を発表。25年3月期の連結経常利益を従来予想の33億円→27億円(前の期は28.7億円)に18.2％下方修正し、一転して6.2％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の18.2億円→12.2億円(前年同期は7.7億円)に32.9％減額し、増益率が2.4倍→58.0％増に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上高は、コア事業である建設機材関連事業とレンタル関連事業が堅調であったことから、当初の計画並みとなる見込みですが、利益面では、年間を通じた円安による仕入コストの上昇や、電子機器関連事業での生産能力増強のための設備投資によって減価償却費が増加したことなどにより、当初の計画を下回る見込みです。なお、2025年３月期の期末配当予想につきましては、１株当たり22円の従来予想から変更はございません。（注）上記の業績予想は、現時点で入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。