*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米高関税政策も明日のインフレ指標を見極め
27日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米高関税政策による通商摩擦や経済への影響が懸念され、ドル買い基調に振れやすい。ただ、明日発表の米コアPCE価格指数をにらみ、ドルの過度な上昇は抑制されそうだ。
米トランプ政権は対中半導体貿易規制と、4月2日に発効する輸入自動車の25%関税を正式決定。また、前日発表された米耐久財受注は予想外に強い内容となり、米金利高・ドル高に振れた。ユーロ・ドルは1.0790ドル台から1.0730ドル台に軟化し、ドル・円は米株安で円買い先行後に150円30銭台から150円50銭付近に持ち直した。本日アジア市場で日経平均株価は軟調地合いを強め、円買い先行。ただ、米金利高でドル・円は150円台を維持した。
この後の海外市場は米国の政策運営と景気動向が注視される。前日に引き続きトランプ政権の高関税政策やその影響に対する懸念が強まるなか、米金利高の継続でドルは売りづらい。一方、今晩発表の国内総生産(GDP)確定値は横ばい、新規失業保険申請件数は悪化の見通し。明日のコアPCE価格指数は加速が予想され、景気減速とインフレ高止まりでスタグフレーションが警戒されるなか、ドルは買いづらい面もある。ドル・円は節目の151円も意識され、目先は上値が重いとみる。
【今日の欧米市場の予定】
・21:30 米・10-12月期国内総生産(GDP)確定値(予想:前期比年率+2.3%)
・21:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:22.5万件、前回:22.3万件)
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米トランプ政権は対中半導体貿易規制と、4月2日に発効する輸入自動車の25%関税を正式決定。また、前日発表された米耐久財受注は予想外に強い内容となり、米金利高・ドル高に振れた。ユーロ・ドルは1.0790ドル台から1.0730ドル台に軟化し、ドル・円は米株安で円買い先行後に150円30銭台から150円50銭付近に持ち直した。本日アジア市場で日経平均株価は軟調地合いを強め、円買い先行。ただ、米金利高でドル・円は150円台を維持した。
この後の海外市場は米国の政策運営と景気動向が注視される。前日に引き続きトランプ政権の高関税政策やその影響に対する懸念が強まるなか、米金利高の継続でドルは売りづらい。一方、今晩発表の国内総生産(GDP)確定値は横ばい、新規失業保険申請件数は悪化の見通し。明日のコアPCE価格指数は加速が予想され、景気減速とインフレ高止まりでスタグフレーションが警戒されるなか、ドルは買いづらい面もある。ドル・円は節目の151円も意識され、目先は上値が重いとみる。
【今日の欧米市場の予定】
・21:30 米・10-12月期国内総生産(GDP)確定値(予想:前期比年率+2.3%)
・21:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:22.5万件、前回:22.3万件)
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