*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米国の経済指標や関税政策を注視
25日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。今晩発表の米経済指標は強弱まちまちと予想され、前日のドル買いは一服の見通し。また、米国株が前日の反動で弱含めば、円買いがドルの重石となりそうだ。
前日発表された米国のPMIは製造業が節目の50を割り込んだものの、サービス業が予想を大きく上回って改善し、ドル買い材料となった。それに先立つユーロ圏のPMIは弱さが目立ちユーロ・ドルは1.08ドルを割り込む場面があり、ドル・円は節目の150円を上抜け一時150円70銭台に浮上。本日アジア市場ではその流れが受け継がれ、ドル・円は151円を目指す展開となった。ただ、ドルは利益確定売りに押され失速している。
この後の海外市場は引き続き米高関税政策を注視。4月2日発動の措置は当初の想定よりも対象が限定的とみられ、前日同様にドル買い地合いが続く。ただ、トランプ政権の政策運営は流動的で、安心感によるドル買いは抑制される。一方、今晩発表の住宅関連指標は前回を上回ると予想され、景気減速懸念が後退すればドル買いの支援材料に。半面、今週末の米コアPCE価格指数は高止まりが予想され、スタグフレーションへの警戒感から積極的なドル買いは見込みにくい。
【今日の欧米市場の予定】
・18:00 独:3月IFO企業景況感指数(予想:86.8、2月:85.2)
・22:00 米:1月ケースシラー住宅価格指数(予想:前年比+4.55%、12月:+4.48%)
・23:00 米:2月新築住宅販売件数(予想:68万件、65.7万件)
<CS>
前日発表された米国のPMIは製造業が節目の50を割り込んだものの、サービス業が予想を大きく上回って改善し、ドル買い材料となった。それに先立つユーロ圏のPMIは弱さが目立ちユーロ・ドルは1.08ドルを割り込む場面があり、ドル・円は節目の150円を上抜け一時150円70銭台に浮上。本日アジア市場ではその流れが受け継がれ、ドル・円は151円を目指す展開となった。ただ、ドルは利益確定売りに押され失速している。
この後の海外市場は引き続き米高関税政策を注視。4月2日発動の措置は当初の想定よりも対象が限定的とみられ、前日同様にドル買い地合いが続く。ただ、トランプ政権の政策運営は流動的で、安心感によるドル買いは抑制される。一方、今晩発表の住宅関連指標は前回を上回ると予想され、景気減速懸念が後退すればドル買いの支援材料に。半面、今週末の米コアPCE価格指数は高止まりが予想され、スタグフレーションへの警戒感から積極的なドル買いは見込みにくい。
【今日の欧米市場の予定】
・18:00 独:3月IFO企業景況感指数(予想:86.8、2月:85.2)
・22:00 米:1月ケースシラー住宅価格指数(予想:前年比+4.55%、12月:+4.48%)
・23:00 米:2月新築住宅販売件数(予想:68万件、65.7万件)
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