TOPPANデジタル、製造DX支援ソリューション「NAVINECT(R)」で生産計画・実績・進捗管理を支援する「計画管理」の提供を開始
生産計画・作業指示・工程フロー・部品構成表(BOM)情報の一元管理を実現各種サービスとの連携でより高度な生産管理(MES)運営へ
TOPPANホールディングスのグループ会社であるTOPPANデジタル株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:坂井 和則、以下 TOPPANデジタル)は、製造DX支援ソリューション「NAVINECT(R)(ナビネクト)」を2019年4月より販売しています。
このたび、製造現場の様々な課題に合わせ、必要なサービスを選んで導入・運用できる「NAVINECT(R)クラウド」シリーズの新製品として、資材と工程を紐づけた作業指示・生産スケジュールを作成・管理が可能なサービス「計画管理(スケジューラ―)」(以下、本サービス)を2025年3月21日より販売開始します。
本サービスは、工程フローや部品構成表(BOM)(※1)に基づいた作業指示書を発行し、生産スケジュールの調整や進捗把握を行うことができます。リアルタイムでの生産予定と実績の管理や、それに伴う計画補正や指示変更などへの迅速な対応が可能となります。これにより、資源や人員など製造に関するリソースの効率的な配分や納期遵守を実現し、製造にかかるコスト削減や効率化を支援します。

「NAVINECT(R)クラウド 計画管理」の概要
■ 開発の背景
昨今、ライフスタイルの変化やニーズの多様化により、製造現場は業界を問わず生活者一人ひとりのニーズに合わせた多品種・小中量生産が求められています。そのため扱う部品の多さや工程フローの複雑化などが課題となっており、これまで製造現場で活用されていた表計算ソフトなどでは、多様な製品の生産プロセスを適切に管理することが困難になっています。加えて、製造現場では人材不足が深刻化しており、進捗管理やスケジュール調整などをベテラン作業員の経験に頼る側面も大きくありました。
これらの課題に対し、このたび「NAVINECT(R)クラウド」シリーズの新製品として、工程フローや部品構成表(BOM)に基づいた作業指示・生産スケジュールの作成サービス「計画管理」の提供を開始。資源の効率的な配分や納期遵守を実現し、顧客満足度や市場競争力の向上に繋げます。
■ 「NAVINECT(R)クラウド」シリーズ「計画管理」の特長
・部品構成表(BOM)と工程フローの紐づけによる生産運営管理が可能
製造プロセスにおいて、工程単位の部品構成表は、各工程に使用される部品や材料を明確に示す重要な情報です。本サービスでは製造指示に各工程と部品や材料を紐づけて管理することにより「いつまでに何を用いて何を行うか」を具体的に定義・見える化し、次の行動へのスムーズな移行を支援します。生産予定の段階でこれらを整理することで、準備作業の効率化や誤投入防止、トレーサビリティ管理が実現し、製造プロセスの透明性の向上、業務効率化、品質保証に寄与します。

「NAVINECT(R)クラウド」シリーズ「計画管理」製造指示の作成・編集画面イメージ
・製造部門と調達部門のスムーズな連携により効率的な生産体制を構築
本サービスを活用して作成した作業指示書・生産スケジュール・進捗管理表などは、製造現場だけでなく調達部門とのスムーズな連携に繋がります。双方の連携ミスによる過剰生産などを抑制し、部門を横断して材料の調達段階から実際の製造プロセスまでを連携した効率的な作業計画や資源調達を可能とする生産体制を実現します。
・シンプルかつ高い自由度を持つインターフェースを実現
シンプルな画面ながらも高い自由度を持つ工程フロー設定・スケジュール設定が可能です。品種単位、類似作業単位など、ユーザーがニーズに応じ柔軟に製造プロセスをカスタマイズできるよう設計されています。進捗管理画面では、時間ごとの作業負荷表示のほか、予定(計画)と実績(結果)の比較ができるため、遅れのある工程を容易に把握することができます。
・「NAVINECT(R)」の各種サービスとの連携でより高度な生産管理(MES) (※2)運営を実現
本サービスは、単体でも生産計画の策定・生産実績の記録・生産進捗の管理が可能ですが、「NAVINECT(R)クラウド」の各種製品と連携することで、本格的なMESパッケージとしての運用が実現します。全サービスと連携することにより、スマートファクトリー規模のMES運営も対応可能です。
MES運用例)

■ 参考価格
・初期費用:150万円~
※別途、月額費用が必要となります。ご契約内容や仕様により変動します。
■ 今後の目標
TOPPANデジタルは、「NAVINECT(R)」および「NACINECTクラウド(R)」を、製造業を中心に様々な企業に対して提供し、2025年度中に110社への導入を目指します。また今後、製造現場の更なるDX推進、および製造現場で得られた情報をもとに、新たなソリューション・サービスを開発、展開していきます。
■ NAVINECT(R)について
「NAVINECT(R)」は顧客ごとにシステム設計から運用まで最適な形にカスタマイズし、製造現場のデジタル化を支援する製造DX支援ソリューションです。TOPPANグループがこれまで情報系、生活・産業系、エレクトロニクス系などの幅広い業種の生産品目に対応するため自社の製造現場で開発・運用してきた130ものアプリケーション群とデジタル化のノウハウが活かされています。2019年4月にオンプレミス型の「NAVINECT(R)」の提供を開始し、現在は4つのシリーズで製品を提供しています。
製造現場のDX導入を手軽に支援する「NAVINECT(R)クラウド」、生産装置や機器のデータをリアルタイムで収集・活用する「NAVINECT(R)エッジ」、生産ラインのDX化をトータルで支援する「NAVINECT(R)ラインビルド」、データ分析・レポート化で改善活動を支援する「NAVINECT(R)インサイト」。網羅性と拡張性のある豊富な製品群により製造現場のデジタル化から拠点間の連携まで製造業全体のDXを推進します。これまで、食品業界をはじめ自動車部品・化学・住宅設備・製薬業界に至るまで、幅広い業界に採用されています。
「NAVINECT(R)」公式サイト:: https://navinect.jp/
■ 「Erhoeht-X(R)(エルへートクロス)」について
「Erhoeht-X(R)(エルヘートクロス)」とは、TOPPANグループが全社をあげて、社会や企業のデジタル革新を支援するとともに、グループ全体のデジタル変革を推進するコンセプトです。
「エルヘート」は、TOPPANグループ創業の原点である当時の最先端印刷技術「エルヘート凸版法」から名付け、語源であるドイツ語の「Erhohen(エルホーヘン)」には「高める」という意味があります。
今まで培った印刷テクノロジーの更なる進化とともに、先進のデジタルテクノロジーと高度なオペレーションノウハウを掛け合わせ、データ活用を機軸としたハイブリッドなDX事業を展開し、社会の持続可能な未来に向けて貢献していきます。

※1部品構成表(BOM)
Bill Of Materialsの略。製品を製造するために必要な部品や材料の一覧を示す文書やデータ構造。製品の構成要素を詳細に記載し、各部品の数量、仕様、部品番号、供給元などの情報を含む。これにより、製造プロセスの計画や管理が円滑に行えるようになる。
※2 MES
Manufacturing Execution System の略。稼働監視や設備管理、生産実績の集計分析、作業者への指示や支援を行う、製造実行システム。製造プロセスのリアルタイムな監視、制御、最適化を行い、製品の生産管理を支援。製造業のデジタルトランスフォーメーションを推進する重要な要素となっている。
* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
以 上
TOPPANホールディングスのグループ会社であるTOPPANデジタル株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:坂井 和則、以下 TOPPANデジタル)は、製造DX支援ソリューション「NAVINECT(R)(ナビネクト)」を2019年4月より販売しています。
このたび、製造現場の様々な課題に合わせ、必要なサービスを選んで導入・運用できる「NAVINECT(R)クラウド」シリーズの新製品として、資材と工程を紐づけた作業指示・生産スケジュールを作成・管理が可能なサービス「計画管理(スケジューラ―)」(以下、本サービス)を2025年3月21日より販売開始します。
本サービスは、工程フローや部品構成表(BOM)(※1)に基づいた作業指示書を発行し、生産スケジュールの調整や進捗把握を行うことができます。リアルタイムでの生産予定と実績の管理や、それに伴う計画補正や指示変更などへの迅速な対応が可能となります。これにより、資源や人員など製造に関するリソースの効率的な配分や納期遵守を実現し、製造にかかるコスト削減や効率化を支援します。

「NAVINECT(R)クラウド 計画管理」の概要
■ 開発の背景
昨今、ライフスタイルの変化やニーズの多様化により、製造現場は業界を問わず生活者一人ひとりのニーズに合わせた多品種・小中量生産が求められています。そのため扱う部品の多さや工程フローの複雑化などが課題となっており、これまで製造現場で活用されていた表計算ソフトなどでは、多様な製品の生産プロセスを適切に管理することが困難になっています。加えて、製造現場では人材不足が深刻化しており、進捗管理やスケジュール調整などをベテラン作業員の経験に頼る側面も大きくありました。
これらの課題に対し、このたび「NAVINECT(R)クラウド」シリーズの新製品として、工程フローや部品構成表(BOM)に基づいた作業指示・生産スケジュールの作成サービス「計画管理」の提供を開始。資源の効率的な配分や納期遵守を実現し、顧客満足度や市場競争力の向上に繋げます。
■ 「NAVINECT(R)クラウド」シリーズ「計画管理」の特長
・部品構成表(BOM)と工程フローの紐づけによる生産運営管理が可能
製造プロセスにおいて、工程単位の部品構成表は、各工程に使用される部品や材料を明確に示す重要な情報です。本サービスでは製造指示に各工程と部品や材料を紐づけて管理することにより「いつまでに何を用いて何を行うか」を具体的に定義・見える化し、次の行動へのスムーズな移行を支援します。生産予定の段階でこれらを整理することで、準備作業の効率化や誤投入防止、トレーサビリティ管理が実現し、製造プロセスの透明性の向上、業務効率化、品質保証に寄与します。

「NAVINECT(R)クラウド」シリーズ「計画管理」製造指示の作成・編集画面イメージ
・製造部門と調達部門のスムーズな連携により効率的な生産体制を構築
本サービスを活用して作成した作業指示書・生産スケジュール・進捗管理表などは、製造現場だけでなく調達部門とのスムーズな連携に繋がります。双方の連携ミスによる過剰生産などを抑制し、部門を横断して材料の調達段階から実際の製造プロセスまでを連携した効率的な作業計画や資源調達を可能とする生産体制を実現します。
・シンプルかつ高い自由度を持つインターフェースを実現
シンプルな画面ながらも高い自由度を持つ工程フロー設定・スケジュール設定が可能です。品種単位、類似作業単位など、ユーザーがニーズに応じ柔軟に製造プロセスをカスタマイズできるよう設計されています。進捗管理画面では、時間ごとの作業負荷表示のほか、予定(計画)と実績(結果)の比較ができるため、遅れのある工程を容易に把握することができます。
・「NAVINECT(R)」の各種サービスとの連携でより高度な生産管理(MES) (※2)運営を実現
本サービスは、単体でも生産計画の策定・生産実績の記録・生産進捗の管理が可能ですが、「NAVINECT(R)クラウド」の各種製品と連携することで、本格的なMESパッケージとしての運用が実現します。全サービスと連携することにより、スマートファクトリー規模のMES運営も対応可能です。
MES運用例)

■ 参考価格
・初期費用:150万円~
※別途、月額費用が必要となります。ご契約内容や仕様により変動します。
■ 今後の目標
TOPPANデジタルは、「NAVINECT(R)」および「NACINECTクラウド(R)」を、製造業を中心に様々な企業に対して提供し、2025年度中に110社への導入を目指します。また今後、製造現場の更なるDX推進、および製造現場で得られた情報をもとに、新たなソリューション・サービスを開発、展開していきます。
■ NAVINECT(R)について
「NAVINECT(R)」は顧客ごとにシステム設計から運用まで最適な形にカスタマイズし、製造現場のデジタル化を支援する製造DX支援ソリューションです。TOPPANグループがこれまで情報系、生活・産業系、エレクトロニクス系などの幅広い業種の生産品目に対応するため自社の製造現場で開発・運用してきた130ものアプリケーション群とデジタル化のノウハウが活かされています。2019年4月にオンプレミス型の「NAVINECT(R)」の提供を開始し、現在は4つのシリーズで製品を提供しています。
製造現場のDX導入を手軽に支援する「NAVINECT(R)クラウド」、生産装置や機器のデータをリアルタイムで収集・活用する「NAVINECT(R)エッジ」、生産ラインのDX化をトータルで支援する「NAVINECT(R)ラインビルド」、データ分析・レポート化で改善活動を支援する「NAVINECT(R)インサイト」。網羅性と拡張性のある豊富な製品群により製造現場のデジタル化から拠点間の連携まで製造業全体のDXを推進します。これまで、食品業界をはじめ自動車部品・化学・住宅設備・製薬業界に至るまで、幅広い業界に採用されています。
「NAVINECT(R)」公式サイト:: https://navinect.jp/
■ 「Erhoeht-X(R)(エルへートクロス)」について
「Erhoeht-X(R)(エルヘートクロス)」とは、TOPPANグループが全社をあげて、社会や企業のデジタル革新を支援するとともに、グループ全体のデジタル変革を推進するコンセプトです。
「エルヘート」は、TOPPANグループ創業の原点である当時の最先端印刷技術「エルヘート凸版法」から名付け、語源であるドイツ語の「Erhohen(エルホーヘン)」には「高める」という意味があります。
今まで培った印刷テクノロジーの更なる進化とともに、先進のデジタルテクノロジーと高度なオペレーションノウハウを掛け合わせ、データ活用を機軸としたハイブリッドなDX事業を展開し、社会の持続可能な未来に向けて貢献していきます。

※1部品構成表(BOM)
Bill Of Materialsの略。製品を製造するために必要な部品や材料の一覧を示す文書やデータ構造。製品の構成要素を詳細に記載し、各部品の数量、仕様、部品番号、供給元などの情報を含む。これにより、製造プロセスの計画や管理が円滑に行えるようになる。
※2 MES
Manufacturing Execution System の略。稼働監視や設備管理、生産実績の集計分析、作業者への指示や支援を行う、製造実行システム。製造プロセスのリアルタイムな監視、制御、最適化を行い、製品の生産管理を支援。製造業のデジタルトランスフォーメーションを推進する重要な要素となっている。
* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
以 上
関連銘柄
銘柄 | 株価 | 前日比 |
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4,262.0
(03/24)
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-42.0
(-0.97%)
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