AI機能を搭載した臨床検査システム 「CLIP」を発売します

検査の未来を加速させるAIアシスタントを開発

株式会社オービーシステム（本社所在地：大阪市中央区、代表取締役社長：豊田利雄、以下当社）は、このたび、当社が提供する臨床検査システム「CLIP(R)」にAI機能を搭載した、「CLIP Ver5.1 AI」を開発し、2025年4月1日から販売開始します。



臨床検査システムの概要とＡＩ適用の背景
今日の医療機関では急速に進む高齢化等による来院患者数の増加に直面しており、診療方針を決定するために重要な各種臨床検査の機会も増加し、様々な臨床検査結果を集約し医師に提供する“臨床検査システム”も益々重要性を増しています。
当社の臨床検査システム「CLIP(R)」も速やかな診断結果の提供のために継続的な機能強化を図っており、今回発表の「CLIP Ver5.1 AI」では、既に「CLIP(R)」をご利用の全国130の医療機関からのニーズに対応し、ＡＩを活用して検査業務の効率化を実現しました。



◆今回開発した「CLIP Ver5.1 AI」の特長
音声操作可能なチャットボットを搭載し、イメージキャラクター「CLIPくん」がユーザーをサポートします。
- 手元が塞がった状態でも操作可能
・ 音声指示で「CLIP Ver5.1 AI」の操作が可能
（データの確認、承認、カルテへデータ送信、印刷など）
・ ヘッドセットを使用することにより、キーボード、マウスの操作から解放され音声による遠隔
　操作を実現
- 医療専門用語や略語のAI解析により医療業界に特化したシステム操作を支援
“血算”や“生化”等の医療業界で多用される用語のAI認識により、医療の現場での日常に即応



◆販売計画
新規および更新ユーザーへ向けて2025年4月より順次販売開始


◆「CLIP Ver5.1 AI」システムイメージ　　　　　　　　　　　　　　　　　



オービーシステムについて
技術革新が急速に進む情報サービス産業において、常に顧客に満足していただけるサービスを提供していくため、既存技術の強化とともに、DX（デジタルトランスフォーメーション）やクラウド最新技術を活用し、お客様のシステム開発の課題を解決する 50 年以上の実績を持つシステムインテグレータです。