三谷セキ、今期経常を一転4％増益に上方修正・最高益、配当も30円増額

　三谷セキサン <5273> [東証Ｓ] が2月14日後場(15:00)に決算を発表。25年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比14.5％増の115億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の125億円→140億円(前期は134億円)に12.0％上方修正し、一転して4.3％増益を見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の52.3億円→67.3億円(前年同期は68.8億円)に28.6％増額し、減益率が23.9％減→2.1％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の105円→135円(前期は101円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比20.7％増の43.1億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の15.4％→17.0％に上昇した。

株探ニュース