帝国電、今期経常を一転5%増益に上方修正・2期ぶり最高益、配当も14円増額

配信元:株探
投稿:2025/02/10 17:00
 帝国電機製作所 <6333> [東証P] が2月10日大引け後(17:00)に決算を発表。25年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比9.3%増の45.3億円に伸びた。
 併せて、通期の同利益を従来予想の49.6億円→56.9億円(前期は54.4億円)に14.7%上方修正し、一転して4.6%増益を見込み、一気に2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の22億円→29.3億円(前年同期は24.4億円)に33.1%増額し、一転して20.1%増益計算になる。

 業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の82円→96円(前期は92円)に増額修正した。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比54.7%増の17.8億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の16.4%→20.5%に上昇した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  通期連結業績予想の売上高は、ポンプ事業において、中国では中国国内の景気減速等による影響を受けているものの、主に日本、米国が堅調に推移しており、概ね当初計画値となると見込んでおります。利益面については、ポンプ事業において、アフターサービスが堅調に推移すること等による採算性の改善や為替影響等により営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益が前回発表予想を上回る見込みとなりましたので、業績予想数値を修正いたします。

  この度の業績予想の修正を踏まえ、当期の期末配当を前回予想の1株当たり41円から増額し、1株当たり55円とさせていただきます。本修正に伴い、当期の年間配当金は、既に実施済みの中間配当金41円と合わせて96円となり、親会社株主に帰属する当期純利益に対する連結配当性向は50.3%となる見込みです。(注)上記の予想につきましては、本資料の発表日において入手可能な情報に基づいて判断したものであり、実際の業績は今後の様々な要因により予想値と異なることがあります。
配信元: 株探

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
3,125.0
(13:47)
-15.0
(-0.47%)

「#配当」 の最新ニュース