兼松エンジ、今期経常を12％上方修正、配当も6円増額

　兼松エンジニアリング <6402> [東証Ｓ] が2月7日大引け後(15:40)に決算を発表。25年3月期第3四半期累計(4-12月)の経常利益(非連結)は前年同期比57.1％増の8.8億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の8.5億円→9.5億円(前期は8.2億円)に11.8％上方修正し、増益率が2.5％増→14.6％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益も従来予想の2.4億円→3.4億円(前年同期は4.2億円)に40.2％増額し、減益率が41.0％減→17.3％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の40円→46円(前期は44円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の経常利益は前年同期比81.1％増の2.8億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の4.9％→8.3％に大幅改善した。

株探ニュース