広ガス、今期経常を48％下方修正

　広島ガス <9535> [東証Ｐ] が2月7日後場(15:00)に決算を発表。25年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は3.5億円の赤字(前年同期は18億円の黒字)に転落した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の23億円→12億円(前期は33.7億円)に47.8％下方修正し、減益率が31.9％減→64.4％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の21.9億円→10.9億円(前年同期は13.1億円)に50.1％減額し、一転して16.8％減益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は4.5億円の赤字(前年同期は2.5億円の赤字)に赤字幅が拡大し、売上営業損益率は前年同期の-2.7％→-3.4％に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　原料価格、為替水準の動向およびガス販売量見通し等を反映して 2025 年３月期通期の業績予想を修正した結果、売上高および利益について前回発表予想を下回る見込みであります。（参考）原油価格と為替レートの想定　　今回発表予想の前提；原油価格（JCC）75 $/bbl、為替レート 150円/$　　前回発表予想の前提；原油価格（JCC）90 $/bbl、為替レート 145円/$　　　　※ JCC(=Japan Crude Cocktail)とは、全日本に輸入される原油の月間の加重平均入着(CIF)価格であります。　（注）上記予想は、現時点において入手可能な情報に基づいて算出しておりますが、実際の業績は、今後様々な要因に　　　　よって予想と異なる場合があります。