住友精化、今期経常を一転17％増益に上方修正・2期ぶり最高益更新へ

　住友精化 <4008> [東証Ｐ] が2月7日後場(14:00)に決算を発表。25年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比49.2％増の96億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の100億円→120億円(前期は102億円)に20.0％上方修正し、一転して17.1％増益を見込み、一気に2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の52.7億円→72.7億円(前年同期は60.1億円)に37.9％増額し、一転して20.9％増益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比2.2倍の48.7億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の6.8％→9.8％に改善した。

株探ニュース