新光電工、今期経常を一転6％減益に下方修正

　新光電気工業 <6967> [東証Ｐ] が1月31日大引け後(15:30)に決算を発表。25年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比3.1％減の191億円に減った。
　併せて、通期の同利益を従来予想の405億円→256億円(前期は272億円)に36.8％下方修正し、一転して6.1％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の289億円→140億円(前年同期は131億円)に51.5％減額し、増益率が2.2倍→6.5％増に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比33.7％増の75.5億円に拡大したが、売上営業利益率は前年同期の12.7％→12.4％に低下した。

株探ニュース