*16:30JST 東証グロース市場250指数先物概況:米新大統領就任を織り込み5日ぶりに反発
1月20日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比9pt高の623pt。なお、高値は623pt、安値は615pt、日中取引高は1817枚。先週末の米国市場のダウ平均は反発。国際通貨基金(IMF)による2025年世界、国内経済成長見通し引き上げに加え、予想を上回った12月住宅着工件数や鉱工業生産を受け景気に楽観的な見方が広がり、寄り付き後、上昇。大統領就任式を来週に控え次期政権の規制緩和などビジネスや景気支援策を期待する買いが強まり相場をさらに押し上げた。長期金利の低下でハイテクも強く、相場は終日堅調に推移した。本日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比1pt高の615ptからスタートした。朝方は小高く推移したものの、出遅れ感や割安感などに着目した日本株買い需要の拡大により、新興市場も上げ幅を拡大。トランプ米大統領が就任後、ただちに100本程度の大統領令に署名すると報じられたことで、関税引き上げなど懸念材料に対する出尽くし感も強まり、相場は堅調に推移。5日ぶりに反発し、本日高値となる623ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株ではフリー<4478>やispace<9348>などが上昇した。
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