柴 那典+山口哲一+脇田 敬による書籍『音楽未来会議』が1月22日に発売に 1月19日には沖縄で書籍化記念スペシャルトークイベント開催!
インプレスグループで音楽関連のメディア事業を手掛ける株式会社リットーミュージック(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松本大輔)は、『音楽未来会議 4つのテーマで読み解く「これまでの10年」と「これからの10年」』(柴那典+山口哲一+脇田 敬 著)を、2025年1月22日に発売します。
本書では音楽ジャーナリストの柴那典、エンターテック・エバンジェリストの山口哲一、音楽マーケティングスタートアップ株式会社LABの代表・脇田敬の3人が、それぞれの経験から「ヒットとブレイクの10年」「ライブとフェスの10年」「メディアとレーベルの10年」「マネーとクリエイトの10年」という4つのテーマについて語り合い、音楽シーンや音楽業界の未来を見据えています。立場の違いを超えてときに呼応し、ときに意見を異にしながら縦横無尽に豊富なトピックを俎上に載せ熱い議論が交わされるさまは、まさに刺激的な音楽の未来を予感させるものとなっています。書籍のもとになった計4回の「音楽未来会議」の熱量が、そのまま再現されているといえるでしょう。
また1月19日には、沖縄・コザにて開催されるインターナショナル・ショーケース・フェスティバルMusic Lane Festival Okinawa 2025内での出張「音楽未来会議」の開催が決定。現地参加に関してはMusic Lane Festival Okinawa2025のチケットが必要ですが、安価なオンラインチケットも用意されているのでお気軽にご参加ください。
■EVENT
書籍化記念イベント★音楽未来会議 in沖縄
日時:2025年1月19日(日)
場所:Lagoon KOZA(沖縄県沖縄市中央1丁目7−8)
参加費:1,000円(オンライン)、現地参加に関してはMusic Lane Festival Okinawa2025のチケットが必要となります。詳しくは下記プレイガイドをご確認ください。
https://musicokinawa.official.ec
詳細:https://peatix.com/event/4153811
■書誌情報
書名:音楽未来会議 4つのテーマで読み解く「これまでの10年」と「これからの10年」
著者:柴 那典+山口哲一+脇田 敬
定価:2,420円(本体2,200円+税10%)
発売:2025年1月22日
発行:リットーミュージック
商品情報ページ https://www.rittor-music.co.jp/product/detail/3124317104/
CONTENTS
はじめに 音楽について語るときに僕たちが語ること
CHAPTER1 ヒットとブレイクの10年
CHAPTER1_1 ビルボードジャパンが変えたヒットチャート~社会的な合意が見えるチャートへ
寄り道コラム CD複数枚購入問題
寄り道コラム 着メロ・着うた
CHAPTER1_2 YOASOBIが示したゲームチェンジ~注目されない側から物事を始めた人たち
スタッフも顔を出さないといけない時代
寄り道コラム 88rising
ソニー・ミュージックとアニメビジネスの話
寄り道コラム Crunchyroll
CHAPTER1_3 TikTok発ヒットの時代~アルゴリズムとユーザー行動の掛け算がヒットを生む
寄り道コラム TikTokのアルゴリズム
大事なのはアーティストと音楽ファン
後日談 TikTokとユニバーサル ミュージック
ちょっと深掘り バリューギャップ問題
CHAPTER1_4 2024年のグラミー賞は女性が勝った~アメリカの音楽業界の中の集団無意識とは?
ちょっと深掘り WOMEN IN MUSIC
後日談 MUSIC AWARDS JAPAN
テイラー・スウィフトのライブを見て考えたこと
戦うテイラー・スウィフト
ファンダムの未来は明るいか?
CHAPTER1_5 2030年代のヒット未来予測~次の10年に力を持つのはアナーキーなものの方
Q&Aコーナー
TikTokとの付き合い方
「洋楽」は死んだのか
シティポップの人気は本物か?
寄り道コラム Gacha Popプレイリスト
CHAPTER2 ライブとフェスの10年
CHAPTER2_1 2024年のコーチェラから見えること~88risingと日本人アーティスト
88risingとはなんぞや?
コーチェラで一番フックアップされたのはNumber_i
ちょっと深掘り Number_i
今アーティストがレーベルに求めるもの
寄り道コラム 山口のアジアでの挑戦
CHAPTER2_2 2010年代からのフェスカルチャーの台頭~SNSによりメディア化する大型フェス
ビフォー/アフターコロナの音楽界
ちょっと深掘りコロナ禍における政府の対応
CHAPTER2_3 グローバル化したライブエンタメビジネス~日本の優位点はどこに?
ちょっと深堀り フェスのアジア展開
CHAPTER2_4 ライブビジネスの課題~チケッティングやライブ制作のDX、ファンクラブ
アジアの音楽シーンとの距離感
「2016年問題」が残したもの
ちょっと深掘り 風営法改正問題と高額チケット転売問題
Q&Aコーナー
それでも海外アーティストは日本にやって来る?
ライブ配信のあるべき姿
日本人アーティストがワールドツアーで稼ぐには?
コンビニ紙チケットは日本の恥?
フェスの理想像は村祭り!?
ますます高まるコラボレーションの重要性
海外からのお客さんとフェスでわてゃわてゃしたい
CHAPTER3 メディアとレーベルの10年
CHAPTER3_1 かつてレコード会社が音楽業界の中心だった~メジャーデビューが成功への一本道の時代
10年前はダウンロードサービスの時代だった
ちょっと深掘り 音楽マーケティングブートキャンプ
CHAPTER3_2 透明化と分散化の功罪~個人がむき身で市場と向き合わないといけないタフな時代
CHAPTER3_3 ディストリビューターとレーベルサービス~透明化と分散化の果てに登場した新興勢力
レーベルサービス、Believeは原盤権を持たない
ヒップホップ、フィーチャリング文化、ローカリティ
ちょっと深掘り フィーチャリング文化の起源
レーベルと大手事務所はほぼ同じものになっていく
ちょっと深掘り 事務所
寄り道コラム UKのインディーズレーベル
ちょっと深掘り 360度ビジネス
CHAPTER3_4 デジタルメディアは旧メディアを代替できるか?~過渡期の混乱を超えて音楽を伝えていく
「お茶の間ヒット」の消滅と「ヒット曲の復権」
進化するアニメタイアップ
ちょっと深堀り アニメタイアップとレーベル
寄り道コラム radiko
紙媒体からWEB、そして動画と個人メディアの時代へ
寄り道コラム 「コロンブス」MV事件
寄り道コラム 小山田圭吾と東京五輪
CHAPTER3_5 SNSの仕組みの変化~一発屋で終わらないためにはバズった後が大事
Q&Aコーナー
「大人まかせ」のミュージシャンはかっこ悪い?
単なるアニメタイアップを超えて
勝手にアーティストを応援して海外での認知度を上げる
ライティングのプロの力はどこに発揮されるのか
CHAPTER4 マネーとクリエイトの10年
CHAPTER4_1 デジタル革命後の音楽ビジネスの現在~音楽の未来はエンタメコンテンツの未来を先取りする
音楽ビジネスと不動産ビジネスが近くなってきた
ちょっと深掘り 山下達郎
ポップハウスは楽曲を「バリューアップ」する
IP化する音楽、ABBAはなぜ人間であることを捨てたのか?
寄り道コラム 音楽業界の市場規模
CHAPTER4_2 J-POPと「IP化する音楽」~アニメの世界観に合わせて曲を作るということ
キャラクターのために曲を書くことが文化的な土壌に
CHAPTER4_3 AI時代の創作活動~何がクリエイティブで何がスキルなのか
身体性を持ったコミュニケーションが音楽の本質である
AIが枯れた技術になったときの風景
ちょっと深掘り SXSW(サウスバイサウスウエスト)
歌声生成AIの進化がもたらすもの
ちょっと深掘り AIシンガー:GEMVOX
ちょっと深掘り デジタルコンテンツ白書
アーティストが生成AIを使って自らミュージックビデオを作る
すべての人々が知的財産を創出する未来へ
Q&Aコーナー
創作物にユーザーがお金を払う理由が必要
アニメができるような国だからJ-POPがある
全4回の会議を終えて見えてきたもの
コラム
Z世代と音楽の未来 山口哲一
音楽マーケティングの未来 脇田 敬
J-POPの未来 柴 那典
ミニ用語解説
おわりに
犬が吠えてもキャラバンは進む
PROFILE
柴 那典(しば・とものり)
音楽ジャーナリスト
1976年神奈川県生まれ。音楽ジャーナリスト。京都大学総合人間学部を卒業、ロッキング・オン社を経て独立。音楽を中心にカルチャーやビジネス分野のインタビューや執筆を手がけ、テレビやラジオへのレギュラー出演など幅広く活動する。著書に『平成のヒット曲』(新潮新書)、『ヒットの崩壊』(講談社現代新書)、『初音ミクはなぜ世界を変えたのか?』(太田出版)、共著に『ボカロソングガイド名曲100選』(星海社新書)、『渋谷音楽図鑑』(太田出版)がある。
山口哲一(やまぐち・のりかず)
・音楽プロデューサー/エンターテック・エバンジェリスト
・Studio ENTRE(株)代表取締役社長
・エンターテック・ユニバーシティ学長ファンダー
・情報経営イノベーション専門職大学(iU)超客員教授
・内閣府「知的財産戦略本部」コンテンツ戦略WG委員
・Music Lane Festival 沖縄 プログラムディレクター
起業家育成と新規事業創出を行うスタートアップスタジオ代表。デジタル化とグローバル化が進むエンタメビジネスの近未来を実戦的に切り拓く行動を続けている。2014年からプロ作曲家育成「山口ゼミ」 を主宰、150人超のプロ作曲家を輩出、Da-iCE「CITRUS」など数々 のヒット曲を生み出している。
『最新音楽業界の動向とカラクリがよくわかる本』『世界を変える80年代生まれの起業家』など著書多数。
脇田 敬(わきた・たかし)
・株式会社LAB 代表取締役
・音楽プロデューサー
・マネージャー
・「デジタルコンテンツ白書」(経済産業省監修)編集委員
1971年生まれ。レコード会社勤務、ライブハウス/クラブ・マネージャーなどを経て、有限会社FLYMUSICを設立。多くの新人アーティストのマネジメント、制作を行い、メジャーデビュー、ブレイクへと導く。並行して音楽ビジネス知識を広める発信や著述活動、人材育成も行う。2023年、音楽マーケティングスタートアップ、株式会社LABを設立。『音楽デジタルマーケティングの教科書 ポストSNS時代のヒットの作り方』(小社刊、山口哲一との共著)を出版。
【株式会社リットーミュージック】https://www.rittor-music.co.jp/
『ギター・マガジン』『サウンド&レコーディング・マガジン』等の楽器演奏や音楽制作を行うプレイヤー&クリエイター向け専門雑誌、楽器教則本等の出版に加え、電子出版、映像・音源の配信等、音楽関連のメディア&コンテンツ事業を展開しています。新しく誕生した多目的スペース「御茶ノ水RITTOR BASE」の運営のほか、国内最大級の楽器マーケットプレイス『デジマート』やTシャツのオンデマンド販売サイト『T-OD』等のWebサービスも人気です。
【インプレスグループ】https://www.impressholdings.com/
株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役:松本大輔、証券コード:東証スタンダード市場9479)を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「デザイン」「山岳・自然」「航空・鉄道」「モバイルサービス」「学術・理工学」を主要テーマに専門性の高いメディア&サービスおよびソリューション事業を展開しています。さらに、コンテンツビジネスのプラットフォーム開発・運営も手がけています。
【本件に関するお問合せ先】
株式会社リットーミュージック 広報担当
E-mail: pr@rittor-music.co.jp
d5875-6390-5b0bf498a72ace91f10f952f6303fa54.pdf
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