◆ ストップロス一巡&円安けん制発言・・・ - “156円”へ下落
前日までの流れを引き継ぎ、先週末は東京タイム序盤に“158円手前(高値は157.921円)”へとさらに上値を伸ばす場面を見せたドル円。
しかしその後は「円安けん制発言」に押され、これがクリスマス休暇を控えた“ポジション調整”につながりました。
さらに「米PCEコア・デフレータ」が“前月より低下(+0.1/+2.8%)”したことが後押しとなり、NYタイム終盤には“156円割れ(安値は155.959円)”へと押し戻されていきました。
◆ 「新規のポジション構築」は手控えられやすいだけに…?
もっとも「日米金利格差」は一向に縮小する気配を見せていないだけに、“下値はしっかり”という印象は否めないところがあります。
特に今週は「クリスマス休暇」を控えているだけに、「新規のポジション構築」は手控えられやすいと見るのが自然といえます。
そうなると“ポジション調整”を超す下落圧力はかかりづらく、“さらなる下値模索”も抑制される可能性も否めない…?
ただしそれは“上方向”についてもいえるだけに、“戻りを超す上値模索”も入りづらいと見るのが妥当といえます。
「ストップロス一巡」と見られることから、“下値はしっかり”。
しかし「新規のポジション構築」の手も入りづらいと見られることから、“上値の重さ”は引きずると見たいところです。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。
158.623(7/17高値、ピボット1stレジスタンス)
158.000(大台)
上値5:157.921(12/20高値)
上値4:157.412(+2σ)
上値3:157.172(12/20高値後の61.8%戻し)
上値2:157.000(大台、12/20高値後の50%戻し)
上値1:156.708(12/20高値後の38.2%戻し)
前営業日終値:156.454
下値1:155.959(12/20安値、大台)
下値2:155.730(12/3~12/20の23.6%押し)
下値3:155.635(ピボット1stサポート)
下値4:155.545(12/17~12/20の50%押し)
下値5:154.984(12/17~12/20の61.8%押し、週足・一目均衡表先行スパン上限、+1σ、大台)
154.816(ピボット2ndサポート)
154.438(11/19安値、日足・一目均衡表転換線)
154.374(12/3~12/20の38.2%押し)
《10:45》
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