造船業界に注目したい。

12月に入り重たい動きが続く全体相場ですが、個別株は一部のテーマ株電線、防衛に買いが集中。上がる銘柄と下がる銘柄の二極化も顕著となってきています。

そんな中で注目したいセクターが造船業界。

船舶からの温室効果ガス(GHG)排出に向けた規制が、来年から一段と強化される。欧州では船舶で使用する燃料への規制FuelEUマリタイムが始まるほか、海運業への炭素課金制度「EU-ETS」も来年から対象範囲が拡大する。

引用元:25年は排出規制対応の転換点に欧州FuelEU開始、IMO次期規制確定 | 海運<経営・全般> | ニュース | 海事プレスONLINE

中でも環境対策型船舶を手掛ける
三井E&S(プラ:<7003>)に焦点を当てたい。

米国カリフォルニア州ロングビーチ港向けにクレーンを受注
という材料きっかけに大きく動き出した同社。
米政権は中国製の追い出しを念頭に、3兆円規模の港湾インフラ投資を決定しており、このロングビーチ港案件を機にこれからも注文が来るのではないのか?との思惑による買いがじわじわと入っています。

チャートは今年3月に2890円を付けその後日柄&値幅調整。
今年8月に安値843円を付け現在38.2%戻しの1624円まで達成。
半値戻しは1866円
61.8%戻しは2108円
76.4%戻しは2406円
(フィボナッチ数列より)
アメリカ港湾案件は期待度も高いだけに、息の長い銘柄としてここから長期的な目線で上昇を狙いたいところ。
まずは節目の2000円。ここを終値で超えてくることに期待しています。

~~~~    (バランス投資顧問 小出)    ~~~~

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バランス投資顧問株式会社
金融商品取引業者
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配信元: みんかぶ株式コラム

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