小反発、米石油在庫の減少傾向が続く=NY原油概況

著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/12/19 06:49
NY原油先物2月限(WTI)(終値)
1バレル=70.02(+0.37 +0.53%)

 ニューヨーク原油の期近は小反発。米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で、戦略石油備蓄(SPR)を除く原油や石油製品の在庫の合計が12億3317万4000バレルまで一段と減少し、今年4月以来の低水準を更新したことが相場を押し上げた。米石油製品需要の4週間移動平均は日量2035万4000バレルで推移し、日量2000万バレルの節目を上回って堅調に推移している。ただ、FOMCの見通しがタカ派寄りだったことが上値を抑えた。

 時間外取引で2月限は堅調。通常取引開始後は70.80ドルまで上値を伸ばした。ただ、その後は上げ幅を縮小した。引け後にはマイナス転換し、69.39ドルまで弱含んだ。

MINKABU PRESS

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